学校のクラス内の問題の芽を15分で浮き彫りにする心理アンケート、Q-U(QUESTIONNAIRE―UTILITIES)を開発した,河村茂雄さん



夢の扉プラス、

今回は、学校のクラス内の問題の芽を15分で浮き彫りにする心理アンケート、

QUESTIONNAIRE―UTILITIES(楽しい学校生活を送るためのアンケート)を開発した,

早稲田大学の河村茂雄教授を取り上げています。



心理アンケートのQ-U( QUESTIONNAIRE―UTILITIES)は、

実施することでクラス全体の状態を把握することができるもので、

生徒一人ひとりのクラス内における満足度や意欲、立場を知ることができるもので、

クラス内に居場所があるのかや、いじめなどを受けていないかなどを知ることが出来ます。



そして教師は自分のクラスの状況を把握し対策を施すことで、

活力のあるクラス作りができるようになります。



学校では、学級崩壊やいじめ、不登校など、様々な問題が起きている昨今ですので、

心理アンケートQ-U( QUESTIONNAIRE―UTILITIES)は、教師にとって大きく助けになるものですね。



河村さんは、元小学校教師で初めて受け持ったクラスが大荒れしたという経験があり、

その学校経験が教育の原点になっています。



心理アンケートQ-U( QUESTIONNAIRE―UTILITIES)は、

現在年間340万部が全国の学校で活用されていて、

河村さんは年間100日以上全国を飛び回り、Q-Uを使ったクラスづくりのノウハウを教えています。



Q-U( QUESTIONNAIRE―UTILITIES)には、

満足型・不満足型の他に、管理型や馴れ合い型などの隠れ崩壊型がありますが、

「子どもたちは一日の3分の1を過ごすため、学級満足度が大切だ」と、河村さんは考えていて、

一番注目するのは『満足度』です。



そして今、河村さんは、

全国の先生を結ぶネットワークを作りを開始していて、より良いクラス作りの為に奔走しています。


オープンスペース活用で自由闊達な学校生活を、工藤和美。

夢の扉〜NEXT DOOR〜  今回は、校舎設計の第一人者、シーラカンスK&Hの代表で建築家の工藤和美さんのドキュメンタリーです。


工藤さんの設計する学校の一番の特徴は、壁がない、職員室もない『オープンスクール』形式だということ。


オープンスクールと言えば、平成7年に幕張新都心に開校し、『門も塀もない小学校』として有名になった、千葉市立打瀬(うたせ)小学校を挙げることが出来ます。

オープンスクールの最大の特徴は、オープンスペースとして、壁を取り払っているスペースを多用していることで、従来のような一クラスごとの教室で区切られた部屋を設けず、大部屋を穏やかに仕切って柔軟に使うスタイルとなっています。

各教室の壁を取り払ったことで、子供の様子が以前よりはっきりと見えるようになりますし、先生同士もお互いの授業の様子をどこからでも見ることが出来、時には他の先生の授業に参加することも可能です。


オープンスペースという壁を取り払った成果として、生徒にとっては、不登校児童の減少やいじめがないことが挙げることが出来るようですが、先生の授業能力アップにもつながっているようにも思えます。


オープンスペースを多く備えた校舎の欠点としては、音と空調があります。

実際、今学校を建て替えるときにオープンスペースを取り入れるのに反対意見が多いようですが、一番の反対理由は、「隣のクラスの声などが聞こえてきて生徒が落ち着かないのではないか?」というものでした。

確かに一番最初に出来たオープンスクール、千葉市立打瀬小学校では、かなり音と空調で悩まされたようですが、今は、音を吸収する建材や、建物の構造、仕切りの配置を工夫して、それらの問題も解消されているようです。

その証拠に、千葉市立打瀬小学校は次には増築をし、また、千葉市立海浜打瀬小学校、千葉市立美浜打瀬小学校というように、次々とオープンスクールを開校しています。


学校建築で有名なシーラカンスですが、上記の学校の設計は工藤さんとは別のグループが行ったようです。


ちなみに、シーラカンスは、1985に東京大学大学院の原広司研究室で共に学んだ伊藤恭行、工藤和美、小泉雅生、小嶋一浩、日色真帆、堀場弘により活動を開始し、1986年(株)シーラカンスを設立しています。


そして、1998年 に工藤和美さんと堀場弘さんが、シーラカンスK&H株式会社 を設立、小嶋一浩さんが、株式会社シーラカンス アンド アソシエイツ(C+A)を設立しています。


工藤和美さんの学校建築の実績としては、

山鹿市立山鹿小および川辺小統合小学校

富山市立芝園小学校および中学校

白梅学園清修中学校

福井県坂井市立丸岡南中学校

福岡市立 博多小学校を挙げることができます。


学校を閉鎖された空間ではなく、出来るだけ開放的なものにするために工藤さんが行っている様々な工夫は、

オープンスペースの壁のない教室をを基本として、屋外教室や、扉を黒板にしたり、半地下の体育館、寝転べる図書室、そして学年によって深さを調節でき、使わないときには屋上グランドとして活用できる昇降式のプール・・・など色んなものがあります。


   【夢の扉〜NEXT DOOR〜  2010年6月6日放送 】
『今の教育制度にあった校舎をデザインして、子供たちにより良い教育を受けさせてあげたい』
  ドリームメーカー/工藤和美 ナビゲーター/川瀬良子

       【工藤和美さんのマイゴール】
『2020年までにコミュニケーションが活発になる魅力的なオープンスペースを全国に広げたい』

ハイパーレスキュー隊員育成に尽力する、東京消防庁第八消防方面本部のハイパーレスキュー隊・副隊長の糸魚川辰男さん。

夢の扉〜NEXT DOOR〜 今回は、優秀なレスキュー隊員育成に尽力する、東京消防庁第八消防方面本部のハイパーレスキュー隊・副隊長の糸魚川辰男さんのドキュメンタリーです。


レスキュー隊員は、人命救助のスペシャリストとして知られており。地震や火災・洪水・交通事故・山岳事故などの非常時には特
に頼りになる存在ですが、レスキュー隊員になるには『地獄の特訓』と呼ばれる過酷な研修を受けなければなりません。


消防署の仕事は、消火活動をする「ポンプ隊」、はしご車を動かす「はしご隊」、救助にあたる「救助隊」、けがした人を手当てする「救急隊」などにわかれていて、それぞれの隊が現場で連携(れんけい)を取り合いながら、消火や救助・救命活動を行いますが、ハイパーレスキュー隊は、特別救助隊と呼ばれていて、レスキュー隊員は、消防署の中でも特別な存在になります。


レスキュー隊は、希望者全員がなれるわけではなく、『地獄の特訓』と呼ばれるほどの厳しい選考を勝ち抜いた者だけが入隊することのできる、人命救助のエリート集団なのです。

救急隊員の中から、レスキュー隊員を希望する消防署員に消防学校で行われる研修は『特別救助技術研修』と呼ばれているもので、その内容は日本一過酷なものとして知られています。

そんな特別救助技術研修は、25日間集中して行われ、それは、『地獄の25日間』として名をはせていますが、またその内容は優れた人材育成法で『究極の人材育成』と呼ばれています。

糸魚川さんは、その過酷な研修の教官で、後進の育成に尽力し、多くのハイパーレスキュー隊員を育て上げています。

糸魚川さんが考える、ハイパーレスキュー隊員育成研修教官に必要不可欠な条件は、『教官は隊員にとって絶対的な憧れの存在であること』で、隊員の憧れの存在であり続ける為に、常に自身の鍛錬を欠かしません。


体力・精神力(気力)・技術(救助)・判断力・・・全てに優れていることこそハイパーレスキュー隊員の条件。本物の人命救助のプロ(ハイパーレスキュー隊員)を育て上げるため、今日も糸魚川さんは奮闘しています。


【夢の扉〜NEXT DOOR〜 2009年11月29日放送】
『新たな人材を育成し、多くの命を救って行きたい』
ドリームメーカー/糸魚川辰男

【糸魚川辰男さんのマイゴール】
『人命救助に対する高い志を未来のレスキュー隊員に伝えていきたい』

真の教育者・北星余市高校の民間学生寮・愛星寮の寮母、清水ウメ子さん

夢の扉〜NEXT DOOR〜

今回は、北海道余市町にある北星余市高校の民間学生寮・愛星寮の寮母、清水ウメ子さんのドキュメンタリーです。

暴力事件を起こしたり、引きこもりだったりなどの問題のある生徒を受け入れ、立ちなおさせる教育を行おうとしているのが北星余市高校で、北星余市高校と聞けば、すぐに義家 弘介(よしいえ ひろゆき)さんの名前が浮かんできますね。

義家 弘介さん自身、札付きの悪として高校二年の時に北星余市高校に編入してきていて、担任の安達俊子 先生の尽力もあり見事立ち直り、母校北星学園余市高校の教師になり、ヤンキー先生として名を馳せ、今は自由民主党所属の参議院議員になっていますね。

義家 弘介さんの教師活動は、『ヤンキー母校に帰る』としてテレビ化、『不良少年(ヤンキー)の夢』として映画化され、一躍北星学園余市高等学校の名は全国的になりました。当時は、義家 弘介さんばかりに話題が集中し多くの反発もあったようですが、よくも悪くも北星余市高校の名前を全国的なものにしたのが義家さんだというのは確かなことですね。


ちなみに、義家さんは自民党町村派に所属。現在は『教育再生』を旗印に講演会活動を中心に動いているようです。参議院議員「義家弘介」OFFICIAL WEB  SITEによれば、信用組合従業員を対象にした「キャリアアップセミナー」で、『夢は逃げていかない』の演題で、長野県軍恩連盟主催の役員研修会に『教育基本法と愛国心』の演題で、講演静岡県伊豆の国市・韮山ライオンズクラブ主催の講演会で、『ヤンキー母国を憂う』の演題で、講演NPOいじめから子供を守ろう!ネットワークが主催する『いじめから子供を守ろう!札幌シンポジウム』の講演会で、『君は一人じゃない』の演題で講演しています。

また、北海道芸術高等学校のチーフアカデミックディレクター、東北福祉大学の特認准教授としての授業も行っているようですね。

おっと、今回は義家さんのことではなく、愛星寮の寮母の清水ウメ子さんの番組でしたね。北星余市高校生の八割は寮生活らしいのですが、数ある民間寮の中で一番規模が大きいのが愛星寮です。現在十七名が在籍しています。北星余市高等学校が全国から高校中退者を受け入れ始めたのは二十一年前。廃校の危機にあった北星余市高校は非行・不登校・引きこもりなど何らかの理由で以前の高校を中退せざるを得なかった問題のある高校生の受け入れを始め、その時から清水ウメ子さんは、男子寮・愛星寮の運営を行っています。今まで受け入れた高校生は二百人以上。

愛星寮の寮母、清水ウメ子さんのモットー・信念は『生徒の過去を責めない』ということです。過去は過去。過ぎ去ったことを蒸し返すことなく、今現在の生徒と正面切って向き合い、一から付き合っていく。それを徹底する事によって生徒から信頼され、彼らを変えることが出来るんですね。

夢の扉〜NEXT DOOR〜の番組内で、清水さんの寮母としての役割の中で象徴的だったのが、『親子の中を取り持つ』行いです。肉親だからこそなかなか素直になれない母子。その仲を取り持つべく、差し出がましくなく、そっと二人の背中を押してあげる。そんな行為を黙々と二十年以上続けている清水さん。今までにどれほど多くの親子に感謝されたか分かりません・・・。

    【夢の扉〜NEXT DOOR〜 2009年6月14日放送】
  『非行や引きこもりになった生徒を学校に行かせたい』
  ドリームメーカー/清水ウメ子 ナビゲーター/野々村真

       【清水ウメ子さんのマイゴール】
『時代が変わっても、行き場をなくした子供たちに愛情をあたえつづけ、生まれ変わらせていきたい』
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