病院・医療カテゴリの記事一覧

認知症にはプラズマローゲン



『認知症にはプラズマローゲン』と覚えておきましょう。

「10年後、約700万人が認知症になる―」と、1月に厚生労働省が発表しました。
何とこれは、『65歳以上の5人に1人が認知症』という驚くべき数字です。

認知症はあなたにとっても決して他人事で済ませられる問題ではないと思います。
実際、残念なことに私の周りでも認知症になってしまった方が数名いらっしゃいます。

罹ってしまった本人はもちろん、家族にも多大な心労をかける認知症、出来れば一生無関係でいたいものです。

しかし、あなたやあなたの家族・友人などの大切な人が認知症を患う可能性も大いにあるわけで、そんな時に思い出して欲しいのが最初に書いた『プラズマローゲン』です。

『プラズマローゲン』は人や動物、魚介類にある自然物質から出来るもので、脳細胞が参加の危機に瀕した時に自ら酸化されて脳細胞を守ります。

九州大学 名誉教授の藤野武彦氏は、この『プラズマローゲン』こそが、認知症改善の決め手だと思い研究に邁進しています。

しかし『プラズマローゲン』は、その抽出・精製が大変難しく苦慮している時に手を差しのべてくれたのが九州大学の同期、馬渡志郎医学博士でした。

馬渡氏の協力の元抽出されたプラズマローゲンを使った動物実験、ラットに顕著な記憶力の向上が見られました。

次に認知症患者4人にプラズマローゲンを摂取して貰う臨床実験で2人に顕著な効果がありました。

1人目の81歳女性は、記憶障害、幻覚、無表情が特徴の『レビー小体型認知症』

プラズマローゲン摂取後2週間、当初の無表情が一変。表情も明るくなり「先生、いらっしゃいませ」まで言える程に・・・。


言葉の意味が分からなくなり、言葉自体も消え去っていく「意味性認知症」になって3年の男性74歳。

当初奥さんの名前もわからない状態だったのが、プラズマローゲン摂取1カ月後はっきりわかるようになりました。

その後、藤野氏は、動物実験でプラズマローゲンが脳神経細胞を新生させる事を世界で最初に突き止めました。

これで、プラズマローゲンが認知機能を改善させるメカニズムが解明され、後は、より大規模な治験で効果を実証するのみです。

プラズマローゲン、一日でも早く製品化して欲しいものです。


『99さがネット』が可能にした救急患者の病院への搬送時間短縮、そして、たらい回しゼロへ



救急車のたらい回しが全国的に問題になっていますが、今、救急患者の病院への搬送時間は全国平均39.3分で、10年前に比べて10分も延びています。

一刻を争う救急患者にとってこの10分は大きく、病院に着く前に救急車の中で命を落とす患者も多発してる現状です。


全国的に搬送時間が延びるなか、

『佐賀県では、1分の時間短縮に成功し、このシステムを導入した群馬県では、病院の「受け入れ不可」の件数が、わずか1か月で3割も減った。』

システムがあります。

そのシステムとは、佐賀県医療機関情報・救急医療情報システム“99さがネット”です。


システム考案者は、佐賀県 情報・業務改革課 主査 /円城寺雄介さんで、佐賀大学の阪本教授の協力を得て開発したものです。


“99さがネット”は、病院・診療所、消防機関などをインターネットで結び、 救急医療や医療機関の情報を知らせするとともに、医療機関相互の連携に活用するもので

専門医の待機状況を病院側がリアルタイムで入力し、救急隊員が患者の症状にあった科目を選ぶと受け入れ可能な病院が表示される仕組みになっています。


小学校の社会科の教科書にも取り組みが紹介されるなど、今このシステムは全国に普及しつつあり、総務省の片桐支援官も、搬送時間短縮の成功に期待を寄せています。


また、埼玉県と群馬県では隣接する各県の情報を共有するシステムに展開させた他、

群馬県医務課の武井さんは救急搬送システムを更に進化させ、病院検索と電話、受け入れ可否入力までをスマートフォンで行う『スマホ型救急搬送システム』を開発しています。


円城寺雄介さん考案の“99さがネット”や進化形の『スマホ型救急搬送システム』が全国に普及し、救急患者の病院への搬送時間短縮、たらい回し絶滅に繋がれば素晴らしい事ですね。


藍藻(らんそう)から抽出した『ヨシノンA』を基に開発される肥満治療薬



30億年も前から地球に存在する原始生物:藍藻(らんそう)から抽出した『ヨシノンA』を基に開発された肥満治療薬が近い将来誕生するかも知れません。

藍藻とは、サンゴや岩に付着して生息する藻の一種です。


肥満治療薬の新薬作りに取り組んでいるのは神奈川大学理学部の上村大輔教授。

村教授は、生物が産生する物質(天然物と呼ばれる)を扱う有機化学の一分野である『天然物化学』の第一人者で、

これまでにも、三浦海岸で採取したウミウシなどから開発したクロイソカイメンを原料に「乳がんの治療薬」を開発し、その薬は、現在、世界50カ国以上で承認されています。

上村大輔教授はその新薬開発の功績が認められ紫綬褒章も受賞しています。


そんな実績のある上村教授が今回発見した『ヨシノンA』は、

『身体に蓄積された脂肪に直接働きかけ、すでに出来てしまった脂肪を消滅させる効果がある』という大きな特徴があります。

従来の肥満治療薬のような、『消化吸収を阻止するもの』や、『食欲を抑える効果のある』ものではありませんから、抗肥満薬としての期待が嫌でも高まります。


石垣島を訪れた上村教授が吉野海岸で藍藻を採取して抽出に成功したのが『ヨシノンンA』ですが、海洋生物から抽出できる『ヨシノンンA』はほんの微量です。

量が少なければ動物実験に移る事ができませんので、ヨシノンAの化学構造を解明した教授は、膨大なデータの中からヨシノンAと限りなく近い化学構造をもった物質を探しだしました。


新薬開発には、先ずシャーレや試験管での実験に成功した後、動物実験をし、

動物実験で成功した後人への臨床試験があり、そこで効果が実証されてやっと新薬として認められるわけですが、

上村教授が『ヨシノンA』を使って脂肪を消費させる新薬の実験を行った所、脂肪分が6日で65パーセント消滅しました。

でもそれはあくまでも「シャーレ」を使って培養させた脂肪細胞を消滅させる実験ですので、更に動物実験、人への臨床試験と続く訳ですが、

上村教授は、人への臨床試験を5年後にと目標を定めています。


「この薬が新薬として認められ、脳卒中・心筋梗塞などにつながる肥満を抑えれば社会に大きく貢献できる」という思いを胸に・・・。



テーラーメイド型ワクチンを使い、『がんワクチン療法』を開発した伊東恭悟さん



患者一人一人に合わせた免疫療法の『がんワクチン療法』の開発者・久留米大学がんワクチンセンター/伊東恭悟さんが今回の主人公。


外科手術、抗がん剤などの化学療法、放射線療法に次ぐ、“第4のがん治療法”と呼ばれる『がんワクチン療法』


今年7月、日本で初めて、がんワクチンの治療を専門に行なう施設が福岡に誕生しました。そのセンター長を務めるのが伊東恭悟さんです。


伊東さんたちが開発したペプチドを使ったがんワクチンの仕組みは、


がん細胞だけを攻撃する免疫細胞(キラーT細胞)を活性化させ、その結果、がんの増殖や再発を抑えるというもの。


一番の特徴は、『テーラーメイド型ワクチン』ということです。


それぞれの患者に、一人ずつワクチンの中身を変えて最大限の効果がでるようにしました。


31種類のワクチンを解析し患者のがんに有効なものを使用します。


しかも、4種類の有効ワクチン注射を肩と首に打つだけですので、治療時間は5分ほどですみます。


また、体内の免疫細胞を活用するため、副作用も少なくカラダに優しい治療ですので通常の日常生活を送ることができます。



ただ、体力や免疫力が著しく低下していると治療できないという課題もあります。

また、現在臨床試験中で保険が効かない為、1クール(3ヶ月)6〜8回の治療で70万円必要となります。


伊東さんたちのワクチンは、今、医薬品承認まであと一歩の段階まで来ていますので、一日でも早くの保険適用を望みます。



【がん予防に役立つメニュー】


NK細胞の活性化を目指すレシピです。括弧内は有効成分。


たまねぎ(ケルセチン)と

にんにく(メチスシステインスルホキシド)を

ごま油(サセミン)で炒め、

塩コショウで味付けをする。


それに、きのこ類(βグルカン)を加え役20分煮る。


仕上げにブロッコリーを加えスープ が完成。


ストレスの軽減もNK細胞を活性化させますので、食べる時に笑顔でいることも大切です。


漢方薬の効果のメカニズムを科学的に明らかにして、現代の医療に役立てようと邁進している上園保仁さん



現在、医学の分野で漢方薬が注目されつつあります。


アメリカの医薬品認可を行うFDA(アメリカ食品医薬品局)が漢方薬を開発治験薬として認めましたし、

イギリスでは先月、オックスフォード大学が漢方薬の研究を始めると発表されました。


そして今、日本でもようやく漢方薬への関心が高まっています。


日本での漢方薬研究の第一人者が、今回の『夢の扉プラス』の主人公・国立がん研究センター 分野長で医学博士の上園保仁さんです。


そうです。がん研究の最前線で漢方薬の研究が行われているのです。



漢方薬は『なぜ効果があるのか』という科学的根拠は今まで解明されてきませんでした。


『漢方薬のどの成分が身体のどこに効いているのか?』というメカニズムを科学的に明らかにして、現代の医療に役立てようと邁進しているのが上園保仁さん。



医学界ではこれまで科学的根拠がないというので完全に無視されていた漢方薬。


上園さんも、「国立の病院で漢方薬の研究はするな。無駄に税金を使うな!」などの周りの声にもめげず研究を続けたという経緯があります。



上園さんが目指すのは、抗がん剤の副作用を漢方薬で解消することです。


吐き気、食欲不振、手足のむくみ、シビレなどの症状を漢方薬で抑えようというのです。



例えば、食欲不振には「六君子湯(りっくんしとう) 」、手足のむくみには「五苓散(ごれいさん)」、手術後の腸閉塞予防には「大建中湯(だいけんちゅうとう)」という具合です。



漢方薬は生薬の組み合わせでできています。


例えば、「大建中湯(だいけんちゅうとう)」は、人参(ニンジン)・山椒(サンショウ)・乾姜(カンキョウ)を一定の割合で混合して煎じ、水飴を加えたものです。



上園さんの研究では、山椒(サンショウ)と乾姜(カンキョウ)の働きは掴めましたが、人参(ニンジン)は単独では全く作用していないことがわかりました。


しかし、山椒(サンショウ)と乾姜(カンキョウ)に人参を加えることで大建中湯(だいけんちゅうとう)の効果が上がることも発見しました。



上園さんは、「漢方薬は、調べれば調べるほど、理にかなった薬」だと言い、今日も、患者さんの痛みや苦しみをやわらげるために、漢方薬の研究に邁進しています。


加齢黄斑変性症の治療薬を世に送り出そうと、アメリカ西海岸シアトルで創薬ベンチャーを立ち上げた窪田良さん



「加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)症」に罹って失明の危機にある人が世界に1億2000万人もいます。


『眼のアルツハイマー』と呼ばれ、誰もがかかる可能性のある眼の病気の「加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)症」。


「加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)症」とは、

網膜の中心部にある黄斑部、特に、視機能の大半を担っている黄斑部の中心の部分の中心窩が変性を起こす疾患です。


一般的に視力検査で測る視力とは、この中心窩で捉える視力の事を指し、この部分に異常が起こると深刻な視力低下に繋がります。


視力が低下したり、暗く見えたり、物がゆがんで見えるなどの症状が有り、見たい物の中心が特に見にくくなり失明の原因となります。



加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)症の治療薬を世に送り出そうと、アメリカ西海岸シアトルで創薬ベンチャーを立ち上げたのがアキュセラ社 CEO・窪田良さん。


窪田良さんは、慶應義塾大学大学院時代に緑内障の原因遺伝子を発見し、手術の腕前も日本指折りと言われた眼科医ですが、

そのキャリアも全て投げ打ち、手持ち資金たった100万円で、創薬の世界に身を投じました。


「研究者でも医師として手術に臨んでも救える患者の数には限りがある、一気に失明の危機を救うには、新薬開発しかない」との思いで始めた治療薬開発。



留学先のワシントン大学で感じた疑問、「鳥と人の夜の目の見え方は何故違うのか?」をヒントに、

暗視カメラ視細胞を光から守る化合物を発見すること、『飲むサングラス』を作ることを目標に新薬の開発を始めます。



新薬開発は、世に出るまでには、研究期間だけでおよそ3年、臨床試験などを経てすべて合わせると12年以上かかり、

3万のトライアルがあって成功は一つと言われ、資金的にも1000億円必要とされる難事業ですが、窪田さんは果敢に挑戦し、


調達できた25億円の商品開発費で可能な期限のわずか2週間前に、暗視カメラ視細胞を光から守る化合物を発見。


開発中の錠剤はいま欧米での治験で最終段階の臨床試験を迎えています。


『平成のブラックジャック』こと、内視鏡外科医の金平永二さんと、βチタンパイプ生みの親金二九良三さん



夢の扉プラス、今回は、

『平成のブラックジャック』こと、メディカルトピア草加病院院長で内視鏡外科医の金平永二さんと、

βチタンパイプ生みの親金属精密加工業社長の二九良三さんを取り上げています。



金平永二 さんは、従来身体の何箇所に穴を開けて行っていた内視鏡手術を、腹を切らずにへその孔だけで行う『単孔式内視鏡手術』の専門医で、


ホームページ上で案内しメールで手術を受け付ける日本初のフリーランス外科医として名を馳せ、『平成のブラッツクジャック』の異名を持つ凄腕の外科医です。



そして、二九良三は、世界で唯一軽くて丈夫で錆びないうえに、自由自在に曲がる『βチタンパイプ』を作る技術をもつ金属精密加工業社長です。



今回二人のコラボで作り出すものは、『内視鏡外科手術用の鉗子(かんし)』。


まっすぐで棒状という従来の鉗子の常識を覆す、ヘビのように曲がりくねった手術鉗子です。



『単孔式内視鏡手術』の術式は、一方向よりの手術となり角度をつけられないため操作性が著しく低下していて、これを補うテクニックや器具の開発が急がれていますが、


今回金平さんが二九さんに依頼した『究極の鉗子』は、3ヵ所で曲がり、先端がグルグル回転するものでその開発は困難を極めました。




金平さんに『ドラコ』と命名された単孔式内視鏡手術用鉗子、国際先端医療技術学会『SMIT』で見事に国際デビューし、各国の医療関係者から絶賛を浴びました。



再生医療製品で新たな医療の道を拓く畠 賢一郎さん



夢の扉プラス、今回は、再生医療製品で新たな医療の道を拓くジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)事業開発室長・畠 賢一郎さんを取り上げています。


ノーベル医学生理学賞を受賞した山中教授のiPS細胞(人工多能性幹細胞)。


iPS細胞(人工多能性幹細胞)は、皮膚などの体細胞から作られるもので、自分の細胞を培養する再生医療の分野での活躍が大いに期待されていますが、

国内でこれまでに製品化されたものはわずか2品目にしか過ぎません。



それは、重症のやけどから救うものとひざの痛みを取り除くものです。


それらを時間をかけ粘り強く実用化させたのが、J-TECの畠賢一郎さんです。



重症のやけどの患者に使用する『自家培養表皮』は、日本で初めて「再生医療製品」として国から承認を受けたもので、

全身の9割以上にヤケドを負った5歳の男の子(生存率は、わずか3%)の命を救うことも可能にしています。


再生医療の技術を、健康保険適用の製品として、広く多くの患者に届けるために奔走する畠賢一郎さんですが、新たな製品が、今年4月、保険適用までこぎつけました。


それが、ひざ痛から患者を救う『自家培養軟骨』。


骨と骨のクッションの役割をしている軟骨、一度損傷すると自然に治ることはなく、患者さんは歩く際にひどい苦痛を覚え、全く歩けなくなる恐れもあります。


これまではヒアルロン酸の注射や人工関節の治療が主流でしたが、『自家培養軟骨』は自身の細胞から作ることができます。


今年5月、日本初となる保険適用でのひざ軟骨の手術が広島大学病院で行われ、手術は無事成功。

ひざ痛で苦しむ患者さんへの新たな治療の道をつくりました。


乳がんを一目で突き止める『スーパーレントゲン』を開発した百生敦さん



夢の扉プラス、今回は、乳がんを一目で突き止める『スーパーレントゲン』を開発した、東北大学 多元的物質科学研究所 教授・百生敦さんを取り上げています。



『スーパーレントゲン』は、最新のMRIのなんと約100倍の解像度を誇り、従来の、柔らかい組織が写せないというレントゲン技術の常識を打ち破り、乳がんを一目で発見出来る優れものです。



現在、検診に使われている「マンモグラフィ」というレントゲン撮影の画像では、乳腺とがんとの見分けが難しく、診断が困難な場合が多くありました。


日本人女性の14人に1人がかかり、年間1万2千人以上が亡くなる乳がんですが、早期発見できれば、生存率は9割を超えると言われていますので、

乳がんを一目で突き止める『スーパーレントゲン』は、乳がんを疑う患者にとって心強い味方ですね。


乳がんだけではなくリウマチなど様々な病気の早期発見が期待される『スーパーレントゲン』、その開発は25年前から始まりました。



『柔らかい組織を写せない』という100年変わらなかったレントゲンの常識、それを覆す研究に、「先入観を捨て誰もやらないことをやる」として挑みました。


百生さんは、固いものは通らなく柔らかいものは通すレントゲンのエックス線に着目。

柔らかいものを通る時に起こるエックス線の屈折をモアレを使うことで画像解析できるようにしました。


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モアレまたはモワレ(仏: moiré)は干渉縞ともいい、規則正しい繰り返し模様を複数重ね合わせた時に、それらの周期のずれにより視覚的に発生する縞模様のことである。
                                 (ウィッキーペディアより)
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通常のレントゲンでは映らない画像を鮮明に捉えることが出来る『スーパーレントゲン』、

コニカミノルタと共同開発した実験機は早くも見分けの難しい乳がんをはっきり捉える事が出来ました。


「これまでにない画像診断を切り開くパイオニアとして進んでいきたい」という百生さんの思いは現実化しています。



埼玉医科大学病院では、百生さんのスーパーレントゲン技術を使い、関節リウマチの臨床試験を開始し軟骨の変化を見事に捉えることが出来ました。

この画像を見た医師たちからは、「凄い、初めて目にする光景だ。早期発見も可能になる。」との賛嘆の声が上がりました。


専門の流体工学を駆使し、脳動脈瘤破裂の予測をシュミレーション画像化することに成功した、大島まりさん



夢の扉プラス、

今回は、専門の流体工学を駆使し、

脳動脈瘤破裂の予測をシュミレーション画像化することに成功した、

東京大学の大島まり教授を取り上げています。



脳動脈瘤は脳にできたコブで、患者に自覚症状はなく、破れると脳とくも膜の間に、

死に直結するくも膜下出血を引き起こすもので、いつ破れるか医師でも正確にはわかりません。



大島まり教授は日本屈指の女性工学博士で流体工学を専門としていて、

血液の流れを流体工学で解析しようとし、17年間、脳動脈瘤を研究してきました。


気体や液体の流れを分析し新たな技術を確立するのが流体工学で、

その流体工学で血管にどれだけ負担がかかるのかをシュミレーション画像にして、

脳動脈瘤破裂の予測を行います。



流体工学を駆使した脳動脈瘤の解析で新たに解ったのは、

『脳動脈瘤のコブは、強い圧力がかかった時だけではなく,

力が弱すぎても破れやすくなる』ことで、これは医学会の常識を覆すものです。



『突然起こるバットで殴られたような激しい頭痛』

『吐き気や冷や汗を伴う頭痛』

『物が二重に見える』


これらの症状が出たらくも膜下出血を疑ったほうがいいようです。

死亡率が4割にもなる病気ですので充分な注意が必要ですね。


喫煙し、高血圧でやせ型の女性が一番危ないようですのでご用心を。


高病原性鳥インフルエンザ「H5N1」に対抗するワクチン開発に邁進している根路銘国昭さん




夢の扉プラス、

今回は、高病原性鳥インフルエンザ「H5N1」に対抗するワクチン開発に邁進している、

沖縄県名護市 生物資源研究所・所長の根路銘国昭さんを取り上げています。



高病原性鳥インフルエンザ「H5N1」のウイルスは非常に毒性の強いもので、

罹患したら約60%が死亡し、

パンデミック(大流行)が起きたら日本でも約60万人が死亡すると言われているほどです。



根路銘国昭さんの「H5N1」に対抗するワクチン開発は、

従来の鶏卵を使うものではなく、

蚕の卵を使っているので『カイコワクチン』と呼ばれています。


『カイコワクチン』のメリットは、安価に製造でき大量生産が可能なこと。



そして、根路銘さんは、

ウィルスの遺伝子を組換え『人体に安全なインフルエンザウィルス』を作り出し、

それをワクチン開発に役立てようと挑戦しています。



根路銘さんは、新しいワクチン開発の拠点として、

鳥インフルエンザが頻発し160人の死者を出したインドネシアを選びました。


インドネシアで、まず鳥用のカイコワクチンを開発し、その効果実験を行っています。



iPS細胞の自動培養ロボットを開発した川崎重工業の中嶋勝己さん



夢の扉プラス、今回は以前取り上げられた、

iPS細胞の自動培養ロボットを開発している川崎重工業システム技術開発センター中嶋勝己さんが再び紹介されています。



京都大学の山中伸弥教授のノーベル賞で話題となったiPS細胞ですが、そのiPS細胞の大幅な不足が問題となっています。


そんな中、注目されているのが、iPS細胞自動培養装置です。


今回も、iPS細胞の自動培養ロボットを開発した、

ロボットエンジニアの川崎重工業・神戸工場の中嶋勝己さんに密着していますが、


内容的には前回の放送とさほど変わりませんでしたので、こちらの記事をご覧下さい。



ちなみに、iPS細胞関連で注目されている企業は、


京都大学の山中伸弥教授からライセンスを供与されて、

iPS細胞の作製受託サービスを手掛けている『タカラバイオ』や、


自社の画像処理技術を応用してiPS細胞を自動選別する装置を開発中の『ニコン』、


iPS細胞から作った治療用の細胞を効率よく培養して増やす装置を開発した『島津製作所』

などがあります。


サイエンスCGクリエイターで、東京大学医学部附属病院研修医の瀬尾拡史さん



夢の扉プラス、今回は、患者さんが理解しやすいように、人間の臓器や細胞などを正確に描いた、科学的根拠に基づいた3DのCG作りを目指す、

東京大学医学部附属病院研修医でサイエンスCGクリエイターの瀬尾拡史さんを取り上げています。


映画やゲームで欠かす事が出来ない存在になっているCG、瀬尾さんはそのCGクリエイターで、科学するCG作りを目指すクリエイター集団『SCIEMENT』の代表でもあります。

また、東京大学医学部附属病院に勤務する研修医という一面も持っています。



瀬尾さんは、中学2年生の時に観たNHKスペシャル『驚異の小宇宙 人体』という番組でCGアニメーションが精巧に出来ていることに驚きCGに興味を惹かれます。

日本には人体の精巧なCG作製を専門で行っている会社や教育機関が皆無であることを知り、自分でやってみることにしました。

まずは、医学の専門知識を得るために東京大学の医学部を目指し東京大学の医学部に入学します。

東大の医学部に入学後、1年目の最初の半年で2年間で必要な教養課程単位数をすべて取得して、余った時間をCG技術習得にあてます。

そして、アメリカのCGの専門スクールであるデジタルハリウッドの半年間で学べる総合Proコースに入学。

その後、細胞のなかにある様々な物体を描いた最初のCG作品『細胞の世界』を誕生させます。



医療現場以外でも、裁判員裁判第1号事件で、専門用語が並ぶ鑑定書の内容を裁判員でも理解できるようにするためのCG映像などを制作し、

今や日本の医療CG業界のパイオニア的存在にもなっています。


最近では、それらの功績が認められ、

学業、課外活動、各種社会活動、大学間の国際交流等の各分野で、優れた功績を残した学生に贈られる『東京大学総長賞』と、

そのなかからさらに優秀な功績を残した学生に贈られる『東京大学総長大賞』も受賞しています。


サイエンスCGクリエイターの瀬尾さんは、癌の転移に関する世界的権威の村田特任准教授から、科学誌『ネイチャー(nature)』に発表する論文に合わせたCGつくりを依頼されます。


又、瀬尾さんはメディカルイラストレーションと出会い、必ず日本の医療現場にプラスになるはずと思い、メディカルイラストレーションを習得しようと考えます。

メディカルイラストレーションを習得する為にアメリカのジョンズ・ポプキンス大学で学びたいと思い、大学に留学許可を求める嘆願書を提出し実現させます。

ジョンズ・ホプキン ス大学のメディカルイラストレーション科への留学を果たし、本場の技術を日本に持ち帰ります。


瀬尾さんは、自身の肺の463枚に上る断層撮影から気管支CGを作成、そのCGを3Dプリンターを用いて具現化を試み気管支の模型を作りあげました。


気管支の模型は、瀬尾さん自身の原寸大のもので、内視鏡を使ったシュミレーションが出来ると大好評です。



サイエンスCGクリエイターで、東京大学医学部附属病院研修医の瀬尾拡史さん



夢の扉プラス、今回は、患者さんが理解しやすいように、人間の臓器や細胞などを正確に描いた、科学的根拠に基づいた3DのCG作りを目指す、

東京大学医学部附属病院研修医でサイエンスCGクリエイターの瀬尾拡史さんを取り上げています。


映画やゲームで欠かす事が出来ない存在になっているCG、瀬尾さんはそのCGクリエイターで、科学するCG作りを目指すクリエイター集団『SCIEMENT』の代表でもあります。

また、東京大学医学部附属病院に勤務する研修医という一面も持っています。



瀬尾さんは、中学2年生の時に観たNHKスペシャル『驚異の小宇宙 人体』という番組でCGアニメーションが精巧に出来ていることに驚きCGに興味を惹かれます。

日本には人体の精巧なCG作製を専門で行っている会社や教育機関が皆無であることを知り、自分でやってみることにしました。

まずは、医学の専門知識を得るために東京大学の医学部を目指し東京大学の医学部に入学します。

東大の医学部に入学後、1年目の最初の半年で2年間で必要な教養課程単位数をすべて取得して、余った時間をCG技術習得にあてます。

そして、アメリカのCGの専門スクールであるデジタルハリウッドの半年間で学べる総合Proコースに入学。

その後、細胞のなかにある様々な物体を描いた最初のCG作品『細胞の世界』を誕生させます。



医療現場以外でも、裁判員裁判第1号事件で、専門用語が並ぶ鑑定書の内容を裁判員でも理解できるようにするためのCG映像などを制作し、

今や日本の医療CG業界のパイオニア的存在にもなっています。


最近では、それらの功績が認められ、

学業、課外活動、各種社会活動、大学間の国際交流等の各分野で、優れた功績を残した学生に贈られる『東京大学総長賞』と、

そのなかからさらに優秀な功績を残した学生に贈られる『東京大学総長大賞』も受賞しています。


サイエンスCGクリエイターの瀬尾さんは、癌の転移に関する世界的権威の村田特任准教授から、科学誌『ネイチャー(nature)』に発表する論文に合わせたCGつくりを依頼されます。


又、瀬尾さんはメディカルイラストレーションと出会い、必ず日本の医療現場にプラスになるはずと思い、メディカルイラストレーションを習得しようと考えます。

メディカルイラストレーションを習得する為にアメリカのジョンズ・ポプキンス大学で学びたいと思い、大学に留学許可を求める嘆願書を提出し実現させます。

ジョンズ・ホプキン ス大学のメディカルイラストレーション科への留学を果たし、本場の技術を日本に持ち帰ります。


瀬尾さんは、自身の肺の463枚に上る断層撮影から気管支CGを作成、そのCGを3Dプリンターを用いて具現化を試み気管支の模型を作りあげました。


気管支の模型は、瀬尾さん自身の原寸大のもので、内視鏡を使ったシュミレーションが出来ると大好評です。



がん細胞にだけの集中攻撃を可能にした『重粒子線がん治療』を開発した中野隆史さん



夢の扉プラス、今回は、がん細胞にだけの集中攻撃を可能にした『重粒子線がん治療』を開発した、群馬大学 教授・中野隆史さんを取り上げています。



重粒子線がん治療は世界最先端のがん治療法ですが、その一番の特徴は身体にメスを入れないこと。


患者さんは固定具を装着され、ただ横になって炭素イオンを照射されるだけで治療は終わります。約15分〜30分の治療時間です。


そして、炭素イオンは、皮膚にダメージを全く与えず、まわりの臓器など健康な部分には影響を与えることなくがん細胞だけを集中攻撃します。


重粒子線がん治療は、高加速した炭素イオンをピンポイントでがん細胞だけに照射し消滅させますので、今までのエックス線治療の問題点を全てクリアーした素晴らしい治療法で、


不規則に動く胃や腸などの臓器の癌や、全身に広がってしまった癌などを除けば治療が可能です。



重粒子線がん治療にも課題があります。

重粒子線がん治療を行える施設が全国に3箇所しか普及していないことと、保険の適用外で治療費はおよそ300万円と高額なことです。


そして、重粒子線がん治療の専門スタッフが不足している事も問題です。



サッカー場ほどの広大な敷地と300億円必要とされる重粒子線がん治療施設、

中野さんは治療効果はそのままに約三分の一の経費で施設建設を可能にし、群馬大学重粒子医学センターは、全国初の小型で普及型の重粒子線施設になりました。



中野さんが今目指しているのが、現在がんの形に当てている重粒子線を、ミリ単位で動かすことでさらに精度を高めていくことです。


そして、ミクロの癌を正確に照射するミクロビーム装置を持った施設が今年10月佐賀県に完成。

来年5月から九州初の重粒子線施設として治療開始予定です。


ちなみに、群馬大学重粒子線医学研究センター(群馬県前橋市)の他に、重粒子線治療を受けられる施設は、

重粒子医科学センター病院(千葉県千葉市)と

兵庫県立粒子線医療センター(兵庫県たつの市)です。

そして、九州国際重粒子線がん治療センター(佐賀県鳥栖市 ※…2013年5月開始予定)です。

ご参考までに。



世界最小の内視鏡手術ハサミ「SBナイフ」を開発した西村 幸さん



夢の扉プラス、今回は世界最小の内視鏡手術ハサミ「SBナイフ」を開発したリバー精工会長・西村 幸さんを取り上げています。


世界最小の内視鏡手術ハサミ「SBナイフ」はガンの内視鏡手術に使用されるハサミで、米粒よりも小さい、刃渡り2ミリという驚きのものです。

従来の内視鏡手術は、はり型メスを使用していたため手術は高い技術を要求され、医師の疲れや精神的負担は大きいものがありました。


その点、「SBナイフ」は自在に動き素早く患部を切除できるため、扱いやすく安全性も高いので、

患者の負担を減らすことができるとともに、手術を行う医師の負担やストレスも減らせます。


実際、山形県酒田市の日本海総合病院で内視鏡によるがん治療を行う本間医師は、この内視鏡用ハサミにより治療件数が10倍になったと言っています。


西村さんが会長を務めるリバー精工は小型医療器具製造を得意とする会社で、

回転しながら胆石を拾い潰す砕石バスケットや、ポリープカットワイヤーのスネアーなどの医療器具を作っています。


そもそも西村さんが世界最小の内視鏡手術ハサミの開発を始めたきっかけは6年前の本間医師の依頼によるものです。

西村さんは、自分の職人技に加え、

手術用のケーブルの内側にハサミ専用のワイヤーを通し手元の操作で自在にハサミを動かせるようにするなど工夫を重ね、

世界最小の内視鏡手術ハサミ「SBナイフ」を完成させました。

内視鏡手術用ハサミ「SBナイフ」は今では、国内外の300の医療機関で使用されています。


そして、西村氏は今、

自身の心筋梗塞を患った際に「2日間は絶対安静、動かないように」という医師の言葉に疑問を覚え、

その理由がカテーテルが折れやすいためと知り、動いても折れないカテーテルを作ろうとしています。



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先進的ICT遠隔医療システム「MIZUNOーHOME」を開発した山越憲一さん



夢の扉プラス、今回は普段通りに生活しているだけで病気予防ができる画期的なシステム・先進的ICT遠隔医療システム「MIZUNOーHOME」を開発した金沢大学教授・山越憲一さんをとりあげています。


高齢者の孤独死が年間3000人以上にものぼると考えられる今、孤独死を防ぐため、そして増え続ける高齢者による医療費増加をさせないためにも病気予防は急務ですが、


先進的ICT遠隔医療システム「MIZUNOーHOME」は自宅にいながら病気予防が出来る、画期的なシステムです。


山越憲一さんは、どんな機器で測るのかから、どんな行為で何が測れるのかという発想の転換から『家にあるものを計測器にする』ということを思いついて20年、様々な計測器を開発してきました。


それ等の計測器はベッドや布団、トイレ、お風呂という具合に日常の生活をするだけで働いてくれます。


例えば睡眠、布団の下に敷いたピローセンサーというシーツセンサーが、寝ている間の心拍数を計測し、呼吸数も計測します。


トイレでは便座に座ったまま体重も測ることができ、太ももから血圧も計測出来ます。


また、心電図や呼吸情報などを感知することができるお風呂も開発しました。


埼玉・北本団地には、テレビを見ながらできる「見守りテレビ」や、レーダーライト(CQ-Sネット)などが設置されています。


見守りテレビは、毎朝自分の行動を知らせ無事を確認できるもの、そしてレーダーライト(CQ-Sネット)は、ライトから人までの距離を探知、例えば倒れた時はわかるようになっています。



そして世界で初めて呼吸安定性の指数を出すことに成功しました。

呼吸安定性の流れを見ることで通常では感知出来ない病気も発症する前にしることができる症状予防医療です。


山越さんは今、採血せずに光で指先の血中成分を分析できる測定器を開発中です。


プロペラの研磨技術を活かし、日本人向けの人工関節を開発した藏本孝一さん



夢の扉プラス、今回は、プロペラの研磨技術を活かし日本人向けの人工関節を開発したナカシマメディカル常務の藏本孝一さんを取り上げています。


『ナカシマメディカル』は船舶用プロペラのトップ企業の『ナカシマプロペラ』の子会社です。


なぜプロペラの会社が畑違いの人工関節開発に乗り出したかというと、

『ナカシマプロペラ』を見学に訪れた医療関係者が、出来上がったプロペラの研磨水準の高さを見て、

「これだけの研磨技術があれば人工関節も作れるのではないか」といった、その言葉を社長が聞き、

『人工関節作りは人の役に立つ事』というので、トップダウンで藏本孝一さんに人工関節開発の業務命令が下されたというわけです。



日本人の脚は多くの人がO脚の傾向がありますが、そのO脚が高じると変形性膝関節症になります。

変形性膝関節症になると膝の外側のクッションの役割をする軟骨が磨り減り、

階段はもちろん普通の道を歩くときもひどい痛みを伴い極端な場合は一歩も足を踏み出すことも出来ない状態になってしまいます。



人工関節開発の開発を任された藏本孝一さん、まず人工関節について調べてみますと、面白いことがわかりました。

それは、今国内で使用されている人工関節の90%が欧米製のものであるという事。

椅子の文化の欧米と座る文化の日本では人工関節も違って当然ですが、案の定今現在の人工関節は欧米型の曲がる角度が浅いものでした。



この欧米型の人工関節では日本で暮らすには不便と感じた藏本さん、135度以上膝を曲げることが出来る日本人用人工関節を開発することにしました。


そして藏本さんがまずやったことは、研磨職人の渡辺さんを引き抜き人工関節の研磨作業を任せたことです。

研磨一筋25年の職人で世界一の研磨技術を持つと自負している渡辺さんの腕に賭けたのでした。



人工関節は磨きが全てであるといっても過言ではありませんが、極限の磨きを行うことで人工関節動作時に摩擦が生じません。


藏本さんと渡辺さんが目指した極限の磨き、

そして開発に取り組んで3年後ついに歪みの全く無い人工関節が完成しました。光を当てその反射の乱れからナノ単位の凹凸を測ると、その表面粗度8.68ナノメートル。

電球の表面粗度が150ナノメートルですから、その鏡面研磨技術の素晴らしさはわかりますね。


表面粗度8.68ナノメートルという、摩擦を極限まで減らしスムーズな動きを可能にした人工関節の誕生です。


そして、欧米製のつなぐ骨に対して平面上に作られている人工関節とは違い、

藏本さんの人工関節は、パーツの一部分に丸みをもたせると云うデザインを生み出したため、膝を曲げられる角度も135度以上という日本人向けのものが誕生しました。



藏本さんは次に人工関節の軟骨の部分に目をつけました。

軟骨は、硬くて弾力があり骨と骨との間のクッションの役割がありますが、再生機能がない為一度すり減ると二度と元に戻ることはありません。



軟骨の材質である高分子ポリエチレンは酸化が進むともろくなるため、寿命が約20年とされ、再手術の必要がありました。


藏本さんは、京都大学の富田教授が研究するビタミンEに目をつけます。

富田教授の協力の下、酸化防止作用のあるビタミンEの添付方法と最適な加工方法を突き止め、人工関節の寿命を30年にまで伸ばすことに成功しました。


そして藏本さんは今、人工関節の手術支援ロボットの実用化を進めています。



ネイチャーテクノロジーを活用して、『痛くない注射針』の開発をしている青柳誠司さん



夢の扉プラス、今回は、ネイチャーテクノロジーを活用して『痛くない注射針』の開発をしている関西大学教授の青柳誠司さんを取り上げています。



ネイチャーテクノロジーとは、自然や生き物の持つ優れた機能に学び、科学技術や産業にそれを応用しようという試みです。



ちなみに、生物がお手本のネイチャーテクノロジーには、カワセミのくちばしがお手本の、500系新幹線の先頭車両や、

カタツムリをヒントに作った汚れを抑える外壁材、

ハコフグをモデルにした空気抵抗を抑え車内空間を最大限にするバイオニック・カーなどがあります。



青柳教授が『痛くない注射針』を開発するにあたって参考にしているのが『蚊』です。


「蚊に刺されても痛くないのはなぜか?」

この疑問から痛みが少ない注射針の開発につなげるため、蚊の吸血メカニズムを研究しています。



蚊の吸血メカニズを知るには実際に蚊が血を吸っている様子(針の動き)を捉えなければいけませんが、吸血中の蚊の決定的瞬間を捉えるのは本当に難しい。


ホウ砂と砂糖水を混ぜてスライムという人工皮膚を作り、加えてそのスライムを人肌まで温めることによってやっと吸血中の蚊の決定的瞬間を捉えることが出来ました。



蚊が吸血している映像を見ると、大きな特徴が2つありました。


まず、蚊は三本の針を連動させて吸血していること。一本の針ではなく、三本の針で最小限の穴を掘り進めていました。


さらに針の形状はノコギリのようにギザギザしていること。

普通、ギザギザしていると痛みが増すと思いがちですが、そうではなく、ギザギザだと皮膚に当たる面積が少ないため痛みの軽減につながるようです。



青柳教授、「針」の専門会社(株)ライトニックスの社長の協力のもと痛くない注射針の研究を開始します。

研究のために2人はKINCHO大日本除虫菊(豊中市)へ赴き研究用の蚊を手に入れます。



そして、痛みを可能な限り低減した樹脂の針で、ランセット(穿刺針)の『ピンニックスライト』を開発。

針の素材は生分解性ポリマー(ポリ乳酸)です。



『ピンニックスライト』は、ワクチン投与、血糖値やコレステロール値を測定するための採血にも使用でき、現在2万個が医療現場へ納入されています。



青柳教授の次の目標は、0.1ミリの針に穴を貫通させて、注射針と同じように液体を吸入させること。


この課題をクリアして本当の『痛くない注射針』が実現するのもそう遠くないかもしれません。



βチタンパイプで世界進出を目指す二九良三さん



夢の扉プラス、今回は軽くて強く錆びない夢の金属のβチタンパイプ開発に邁進する二九精密機械工業株式会社社長・二九良三さんを取り上げています。


βチタンパイプは今夢の次世代新金属として注目を集めていますが、それはβチタンパイプが強くて軽く柔軟性があるという特徴の為です。


直径6ミリ・長さ20センチのβ(ベータ)チタンパイプ一本で、車一台を吊り下げることが出来、ポケットティッシュよりも軽く、曲がっても元に戻ります。


医療行為で使用してもニッケルフリーですので金属アレルギーの原因になりませんから人体に優しく、錆びにくいため血液が付着しても何度も使える耐久性も備えています。


二九良三さんがβチタンパイプを開発したきっかけは、7年前に医療関係者から血液分析装置に使用する『曲がらない錆びないノズル』の開発の依頼を受けたことです。



従来のノズルはステンレス製で試用中に一度曲がると二度と使用できず、何度も使っていると錆てきて使用できなくなる無駄が多いものでした。 


耐食性に優れ、強く、しなやかで、軽い二九のβチタンパイプは以前のステンレス製のノズルの欠点を全てカバーできる優れものです。


夢の金属・βチタンパイプは、二九精密機械工業株式会社だけが持つ世界唯一の技術で初めて制作可能になりました。


強く、しなやかで、軽いβチタンパイプに、レーザー加工によりスリットを入れることで自由な動きが可能になり、『βチタン フレキシブルパイプ』が誕生しました。


平成23年11月にドイツ・デュッセルドルフにて開催された『国際医療製造パーツ、原材料フェア(COMPAMED 2011)』に二九精密として初めての海外出展をしましたが、


この展示会が、二九精密オリジナルの内視鏡などの医療器具に世界が注目するきっかけになり、今後の二九精密世界進出の足がかりが出来ました。



単孔式の内視鏡手術を行うことで手術を受ける患者の身体の負担を減らし、その技術力の素晴らしさと、フリーランスで活躍する姿勢で『平成のブラックジャック』と称される、金平 栄二さん。



夢の扉ネクストドアプラス(+)

今回は向井 理氏をナレーターに迎えて、患者の負担を減らす『優しい手術』を心がけるために、単孔式の内視鏡手術を行う、上野中央綜合病院 内視鏡外科医 金平 栄二氏のドキュメンタリーです。


金平氏は『平成のブラックジャック』と呼ばれています。

通常3〜4ヶ所手術用の孔を開けて行う内視鏡手術、

その内視鏡手術を金平先生は、ヘソの孔を利用して手術を行う『単孔式で内視鏡手術』を行います。

ヘソを約2.5センチ切りその孔から手術に必要な器具を入れて手術を行う方法です。



この単孔式内視鏡手術は当然患者さんへの身体の負担も少なく、手術翌日には歩け、一週間後には退院できるという驚きの手術です。もちろん、手術の跡も残りません。


胃の腫瘍を取り除く手術も『単孔式内視鏡手術』で鮮やかにやってのけます。そして、腫瘍摘出後の患部縫合も自ら手縫いで行います。



このように、手術の腕が優れていることは当然ですが、加えて日本初のフリーランスの外科医だということが、金本先生が『平成のブラックジャック』と呼ばれている理由です。


手塚治虫の漫画作品『ブラック・ジャック』と大きく違う所は手術に大金を要求しないということです。もちろん保険治療です。



10年前に大学病院を辞め日本初のフリーランスの外科医になった金平先生は、まず手作りのホームページを作りインターネットで告知、手術の受付を始めました。


現在は全国約60ヶ所の病院を渡り歩き、匙を投げられた患者さんへの手術を行っています。



『患者さんへの負担のない究極の手術』、これを確立するために金平先生は専用の手術器具も開発し、後輩の医師たちへの技術指導も積極的に行っています。


金平医師と医療器具メーカー共同開発の医療器具には、

おヘソの穴に空けた箇所を最大限に拡張し固定する器具の『Xゲート』や、「ブラックジャック」の頭文字をとって名付けた、独自の極細カンシ(手術用ハサミ)の『BJニードル』などがあります。

『BJニードル』は、従来のカンシの中で最も細い直径5mmより細い、直径2mmの鉗子です。


独自開発した医療器具を使う金平の技術は、ヨーロッパでも高い評価を受けています。



金平先生は、内視鏡外科手術の先進国ドイツで学びました。

そして、内視鏡手術の世界的権威で恩師であるドイツの故ゲルハルト・ブエス氏の一番弟子として、
現在では、ヨーロッパに行くたびに講演を行うようになり、その講演を聴こうと多くの医師が集まってきます。

ゲルハルト・ブエス氏は単孔式手術の先駆者でもあります。その当時は、お尻の穴を利用して手術を行っていたようです。



そして今、金平先生は内視鏡手術の本場のヨーロッパを足がかりに『患者の身体に負担をかけない優しい手術』を世界に広げることに邁進しています。

『金平道場』という単孔式内視鏡手術の技術セミナー、今後全世界で開催されることでしょう。




日本人で初めて『ホスピタル・クラウン』になり、日本ホスピタル・クラウン教会を立ち上げた大棟耕介さん。


夢の扉〜NEXT DOOR〜から夢の扉プラス(+)にタイトルも変わり、中井貴一・坂口憲二・向井理の3人がナレーターとして参加、装いも新たに新しいシリーズが始まりました。


夢の扉プラス(+)、今回は坂口憲二氏をナレーターに迎えて、日本人で初めて『ホスピタル・クラウン』になり、日本ホスピタル・クラウン教会を立ち上げたプレジャー企画代表・大棟耕介さんのドキュメンタリーです。



『笑いは人の免疫力を挙げる』ことはよく知られていますが、病気で苦しんでいる子供達のために笑いを届けるクラウン(道化師)・それがホスピタル・クラウンです。


正確には病気で入院している人全てに笑いを届けるのが『ホスピタル・クラウン』ですが、クラウン(道化師)の数の関係で、まず小児科に入院して病と闘う子供たちに笑いを届ける事から始めています。


ホスピタル・クラウンは1980アメリカの医師のパッチ・アダムスによる活動に始まり、彼をモデルの映画『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』が1998年にロビン・ウィリアムズを主演に公開され、一躍その存在が世間に知れ渡ることになりました。



大棟耕介さんは、世界中のクラウン(道化師)達がその技を競うWCA(ワールドクラウンアソシエーション)世界大会で、個人部門銀賞を獲得したクラウン(道化師)の世界の第一人者。

アメリカで、ある日クラウン仲間に誘われて病院に訪れた時に病室に入れなかったという苦い過去を持っています。


それから一念発起、今は日本ホスピタル・クラウン教会理事として役40名の日本中のホスピタル・クラウンのまとめ役・として活躍しています。


加えて、専門教育を受けた『ホスピタル・クラウン』を全国の病院に派遣する為、ホスピタル・クラウンの人材育成にも尽力しています。


現在、東日本大震災の避難地回りを積極的に行っている東北NPO日本ホスピタル・クラウン協会メンバー、今後の幅広い活動が期待されます。


『復職支援セミナー』を武器に看護師不足解消に取り組む五十嵐里香さん。

夢の扉〜NEXT DOOR〜  

今回は、『看護師不足』という医療現場の大きな問題に取り組む、
千葉県柏市たなか病院看護部長・五十嵐里香さんのドキュメンタリーです。


たなか病院は5年前に人員不足で閉鎖寸前まで追い込まれたことがあります。
その、たなか病院に五十嵐さんは看護師の数を増やすことを目的に昨年10月に赴任してきました。

五十嵐さんの看護師増員目標は現在の看護師総数150名を30人増加させる事。
しかも、半年という期間での増加目標です。

現在の看護師数での一人で13人の患者さんを担当するのを10人まで減らし、たなか病院の医療内容向上及び看護師の待遇改善による勤労意欲を向上させるのが目的です。


病院での勤務内容が過酷過ぎるということから起きる全国の病院での慢性的な看護師不足、そんな看護師不足を解消する秘策はどんなものでしょうか。


『復職支援セミナー』

これは、看護師免許を持っている人の職場復帰を後押ししようというもので、出産などの理由で現場を離れていて職場復帰に躊躇し二の足を踏んでいる人へのセミナーです。

日進月歩で進んでいる医療現場、一度現場を離れた方は「果たして自分が看護師に復帰してもやっていけるだろうか?」という不安を持っているようです。

175万人いるという看護師資格所有者。現役で働いているのは120万人。残りの55万人に向けたセミナーで、現役の看護師から指導を受け今の医療現場の実際を体験してもらい、併せて病院の雰囲気や勤務している看護師も見てもらおうというものです。

たなか病院での『復職支援セミナー』
初回は5人参加、6年から14年のブランクがある看護師さんです。

最新の医療機器の操作方法を現役の看護師さんからマンツーマン指導され、徐々に昔の感を取り戻し不安を解消していきます。


『24時間学童保育』

24時間オープンしている保育所をたなか病院は持っていて、それが看護師退職減少に大きく役立っていますが、五十嵐さんは、24時間保育所に加えて24時間学童保育も実現しようとしています。

結婚・出産と共に多い小学校入学時の看護師退職。それを『24時間学童保育』を行うことで回避しようというものです。

学童保育を行う上での問題点は交通の便。
学校が終わった子供は自分で学童保育所まで行かなければいけませんが、たなか病院に勤務している看護師の子供達は何校かに分かれていて、遠くの学校の子供は迎えが必要です。


車は病院の送迎バスを利用させてもらうことでOKをもらい、学校に出向き交渉した結果、迎えのバスには看護士を同行させることで了承を得、学校は子供がバスにのるまでをサポートしてくれることになりました。


『24時間学童保育』、現在試験的に始まっています。
これが定着すれば看護師不足解消の大きな力になることでしょう。


ちなみに、半年以内に30名の看護師増員目標、五十嵐さんは見事達成しています。数名多く・・・。


【夢の扉〜NEXT DOOR〜  2011年4月3日放送】
『看護師としての立場で地域医療の向上に貢献したい』
ドリームメーカー/五十嵐里香


【五十嵐里香さんのマイゴール】
『2020年までに日本中の看護師を笑顔にしたい』


総合診療の第一人者、千葉大学医学部附属病院・総合診療部の教授を努める生坂政臣さん。

夢の扉〜NEXT DOOR〜  今回は、総合診療の第一人者、千葉大学医学部附属病院・総合診療部の教授を務める生坂政臣先生のドキュメンタリーです。


総合診療とは、患者の病状を聞いた上で、問診でまず病名を特定し、その上で必要であれば確認のためにMRIやCT、その他の検査をし病名を特定するという、出来るだけ患者の身体への負担を軽減する診療法です。


生坂先生が総合診療を目指すきっかけは、アメリカ留学時に家庭医のシステムを知ったこと。帰国後総合診療医として病院勤務しましたが、採算面で縮小され退職。

実家の診療所で開業医をしているところを千葉大学病院にスカウトされました。


MRI検査ややCT検査もそうですが、胃カメラうを飲む胃の検査や大腸の内視鏡検査など、検査自体のきつさはもちろんのこと、検査前にバリウムを飲んだり、下剤を飲んで大腸を空っぽにする段階から患者に負担をかける検査も多くあります。


ある程度の年配の方にとっては、病院の検査の内容がきつくて、検査だけで病気になりそうになる方も多いと聞きます。

そんな患者の身体に負担をかける検査を極力少なくし、最低限の検査で済ましてあげようというのが総合診療ですね。


番組では、腹部に痛みを覚え3つの病院で検査を繰り返しても原因がわからず総合診療の問診と触診を受けて、痛みの原因は脳が作っていると診断された患者さんの例が挙げられましたが、

実際に、頭痛や腹痛の原因は痛みの箇所にあるのかどうかは、
専門の医者が検査を繰り返してもわからない場合があるようです。


総合診療は検査が少なくて済みますので、当然患者さんの医療費負担も軽減できます。検査漬けや薬漬けにする病院とは対極にあるかも知れない総合診療。

今後、その病院に総合診療科が設置されているかいないかで、その病院の信頼性が問われる日が来るかもしれません。


「総合診療を広め日本の医療費高騰抑制に貢献したい」という生坂先生の思いでわかるように、利益追求の病院では総合診療科の新設は難しいものがあるでしょうから・・・。


現在日本の総合診療医は150人。『患者さんへ負担をかけない診療』と、『医療費削減』を目指して、生坂先生は一人でも多くの総合診療医育成の為に全国を飛び回っています。



 【夢の扉〜NEXT DOOR〜 2010年7月25日放送】
 『患者への負担を少なくする総合診療を確立させたい』
      ドリームメーカー/生坂政臣

      【生坂政臣さんのマイゴール】
 『2020年までに、総合診療をしっかり確立させたい』
 


内視鏡開発、内視鏡手術の第一人者・田尻久雄さん。

夢の扉〜NEXT DOOR〜  今回は、新しい内視鏡の開発に尽力する、東京慈恵会医科大学付属病院の田尻久雄先生のドキュメンタリーです。

世界中の病院で使われている内視鏡の90パーセントは日本製というほど、内視鏡に関しては他の国の追随を許さない日本の医学界ですが、中でも田尻久雄先生は、内視鏡の開発及び内視鏡手術に関しての第一人者です。


田尻久雄先生は今までにも様々な内視鏡を開発してきましたが、今回開発した内視鏡は、『不可能を可能にした』画期的なものです。

田尻久雄先生開発の最新式内視鏡、その名は、『ナローバンドイメージング(NBI)』。

『NBI』の最大の特徴は、今までは発見不可能だった1ミリ以下の癌の発見が可能になったこと。


内視鏡はその先端から光を出し身体の内部を見ていますが、今までの内視鏡が赤・青・緑の三色の光で見ていたものを、ナローバンドイメージングでは、青と緑の二色で見るようにしました。

結果、血液中のヘモグロビンが光に反応することによって、身体の内部の毛細血管までが鮮明に見えるようになり、癌が引き起こす毛細血管の異常を早期発見できるようになりました。

今までは1センチが限度だった癌の発見を1ミリまで可能にしたのが、『ナローバンドイメージング(NBI)』内視鏡です。


そして、田尻先生、今年の3月に医学界の常識を覆す手術を行いました。その手術とは、『大きな腫瘍を内視鏡で取る』というものです。

内視鏡手術は2センチが限度とされていたものを6センチの手術に挑み、見事に成功させました。腫瘍部分を内視鏡で取り除き、手術後の縫合は外科の医師に任せるというもので、

今まで、胃の粘膜や粘膜下層部位の手術しか行わなかった、高周波メスによる内視鏡手術で、胃壁ごと取ることに成功したのです。


この手術の際にはお腹に縫合の為の穴を4ヶ所空けて手術を行いましたが、田尻先生は、「近い将来身体に穴を開けない手術が可能になる」と言っています。

そして、お腹を全く切らないガン治療を行う為に、縫合用の内視鏡の開発に今取り組んでいるところです。


癌の早期発見、そして身体に負担のない手術。これが全ての病院に普及すれば癌による死亡が大幅に減ることでしょう。


    【夢の扉〜NEXT DOOR〜  2010年4月18日放送】
   『内視鏡の技術を進化させて早期治療を発展させたい』
  ドリームメーカー/田尻久雄  ナビゲーター/山口日記

      【田尻久雄さんのマイゴール】
『 早期がんに対する更なる内視鏡診断、治療法を開発し、1人でも多くの命を救う』






脳血管疾患の後遺症患者の為に磁気刺激治療法を開発した安保雅博さん。

夢の扉〜NEXT DOOR〜 今回は、脳血管疾患の後遺症・脳機能障害を抱える患者さんを磁気刺激治療法で治療し驚くほど改善させている、慈恵会医科大学のリハビリ医・安保雅博教授のドキュメンタリーです。


ノーガンハートにローハイド、これが私たちの世代の死亡順位の覚え方でしたが、最近は3位に後退したといえ、死亡順位の上位に名を連ねる脳血管疾患。

脳血管疾患の怖さは即死ということももちろんありますが、それ以上に、たとえ生き残ったとしても脳血管疾患発症後に重篤な後遺症を抱えることにありますね。

脳血管疾患発症後の半身麻痺などの後遺症に悩む約7割が欝になると言われ、リハビリによる回復も60日が限界で、4ヶ月を過ぎるともう回復の見込みはないということです。


そんな脳血管疾患の後遺症の脳機能障害に悩む患者さんにとって光明となるのが、安保雅博教授の『磁気刺激治療法』です。

磁気刺激治療法は、電流磁場発生装置で脳の運動神経を刺激し患者さんの後遺症を改善するというもので、この治療法が驚くほどの効果を見せています。


右の脳が損傷を受けたら左半身が麻痺し、左の脳が損傷を受けたら右半身が麻痺するということはよく知られていますが、安保雅博教授の『磁気刺激治療法』の画期的なところは、『障害を受けていない側の脳に磁気刺激を加える』というものです。


「正常側の脳が損傷側の脳へ余計な働きかけをしていて、損傷側の脳の回復への働きを妨げているのではないか」と考えた安保教授、正常側の脳への磁気刺激を行うことで、見事後遺症改善に成功しています。


磁気刺激治療法の最大の特徴は、『この治療法を受けた患者全員の後遺症が改善している』ということですが、加えて『後遺症発症後相当年数経過後に治療しても効果がある』ということも挙げることが出来ます。

実際、左半身麻痺で、左手が肩より上に上がらず、左手の指も広げることが出来なかった男性(後遺症発症後10年以上治療なし)が、20分間の磁気刺激治療と1時間のリハビリの繰り返しで、14日めには肩より上に手が上がり、指も広げることが出来、お茶碗も持てるようになっていました。


脳血管障害の後遺症で悩んでいる人にとって、磁気刺激治療法は最高の治療法ですね。ただこの治療法は保険適用外です。保険適用外ですので治療代も相当高くなるはずですが、何やら治療例を多く集めるために治療費は病院が負担するらしいですよ。もちろん、入院費やリハビリ代は必要らしいけれど・・・。ただ、残念なことに今現在、入院が2〜3年待ちの状態らしいです。


ただ、安保さん、今、磁気刺激治療法を全国に広めるための活動をやっていますので、磁気刺激治療法を取り入れる病院が近くに誕生するかもしれませんね。


あ、そうそう。磁気刺激治療で改善するのは、今のところ腕と指だけだそうです。(腕を固定して指が1本でも開く人のみ)下半身の運動神経は脳のより深部に存在するため、電磁刺激では届かないとか。そこで、安保さんは今、電気刺激での下半身の麻痺の改善を目指して奮闘中です。


【夢の扉〜NEXT DOOR〜  2010年3月14日放送】
『脳機能障害の改善策に革命をもたらしたい』
ドリームメーカー/安保雅博 ナビゲーター/川瀬良子

【安保雅博さんのマイゴール】
『手の麻痺がこれ以上治らないといわれて苦しんでいる人をなくしたい』

『手術シミュレーション』と、『手術ナビゲーション』という『バーチャルリアリティー』を駆使し、未来の医療技術の研究に邁進する東京慈恵医大の教授、鈴木直樹さん。

夢の扉〜NEXT DOOR〜 今回は、『バーチャルリアリティー』を駆使し、未来の医療技術の新たな可能性を求めた研究に邁進する、東京慈恵医大の教授、鈴木直樹さんのドキュメンタリーです。


鈴木直樹さんは、医療技術・手術の世界的第一人者。鈴木先生が『バーチャルリアリティー』を駆使し今研究を進めているのが、『手術シミュレーション』と、『手術ナビゲーション』です。


鈴木先生が今一番力を注いでいるのが『手術シュミレーター』

手術シュミレーターは、CTで撮影した身体の断層図を仮想空間で組み立てる装置で、内臓・血管・骨など目に見えない身体の内部を誤差二ミリまでの正確さで現す装置です。
手術シュミレーターで、患者の状態を正確に把握し、実際の手術前にベストの手術法を見つけ、どのような手術を行うか前もってシュミレーションが可能になります。

手術シュミレーターを使うことで、より早く正確な手術が可能で、手術の安全性が飛躍的に向上しています。


また、鈴木先生は、手術のナビゲーションシステムが完備した、近未来的な特殊な手術室の開発も行っています。

これは、特殊な小型カメラで患者の身体を映したもので、三次元画像で患者の身体を見ることが出来ますので、患者の腫瘍の位置など、見えない患部が見えますので、手術前にたてた手術計画に沿って、視覚的に手術する医師を導く(ナビゲーション)ことができます。

このナビゲーションシステムにより、身体への負担が気遣われる重症患者の手術も可能になり、経験不足の医師も手術可能になります。


このナビゲーションシステム、現在さらに進化した『立体ナビゲーションシステム』の試みも始まっています。これは、直径5ミリの筒にレンズ2つを取り付けた内視鏡を利用したもので、特殊なサングラスをかけて画像をみると、奥行きまでわかるというものです。


また、仮想空間で感触までわかる新型手術シュミレーターの開発も試みています。

新型手術シュミレーターは、患部の硬さ・柔らかさなど、たとえば、臓器を触った時の感触やメスで切るときの官職など、よりリアルな手術の様子が体験できるもので、この装置が完成すれば、手術の仮想体験が可能で、より腕前のいい医師が多く誕生するかも知れませんね。


  【夢の扉〜NEXT DOOR〜 2009年12月6日放送】
 『バーチャル医療システムで、未来の医学を現実にしたい』
 ドリームメーカー/鈴木直樹   ナビゲーター/七咲友梨


        『鈴木直樹さんのマイゴール】
『2019年までに地球上のどんな遠隔地の人でも手術できる遠隔手術システムを完成させる 』

脳腫瘍治療のために『ガンマナイフ遠隔操作治療』に取り組む、東京女子医大の林基弘さん。

夢の扉〜NEXT DOOR〜 今回は、脳腫瘍治療のために『ガンマナイフ遠隔操作治療』に取り組む、東京女子医大の林基弘先生のドキュメンタリーです。


脳組織の中に異常細胞が増殖する病気の脳腫瘍、大きく分けて、脳組織自体から発生する原発性脳腫瘍と他の臓器のがんが転移してきた転移性脳腫瘍の2種類があるようです。


この脳腫瘍の治療法としては今まで外科的治療を行ってきましたが、最近、メスを一切使わない『ガンマーナイフ治療』が行われるようになってきました。


ガンマナイフ治療は、正式には『定位的放射線手術』といい、ガンマ線を患部に集中して照射し、腫瘍の増殖や進行を止め死滅させるとのことで、ガンマ線照射時に貫通する頭皮、骨、脳、血管、神経への影響は少なく、照射を受けた病巣のみが徐々に凝固・壊死します。

大事な組織が密集している頭蓋内でも正常な組織にほとんど影響を与えずに治療することができるという大きな特徴があります。


ガンマナイフ治療の一番の問題点は、ガンマーナイフを扱うことが大変難しいということ。そのため、ガンマーナイフ専門医の育成が急務になりますが、なかなか育っていないというのが現状です。

ガンマーナイフ治療を普及させる打開策として林基弘先生が今取り組んでいるのが、『ガンマナイフを光専用回線で繋ぎ、全国各地のガンマナイフを遠隔操作で治療する』こと。

ガンマナイフの遠隔操作治療は、患者の頭のサイズ、脳の状態を把握し、まず完全な設計図を作ることから始まります。そして、インターネット回線を使いガンマーナイフを遠隔操作し治療するのですが、この方法実用化に向けて今動き出しています。


インターネット回線によるガンマーナイフ治療が広まれば、患者に負担が少ない効果的な治療を全国に居ながらにして受けることが出来、大いに心強いですね。


そして、ガンマーナイフ治療の最大の欠点も今解消されようとしています。それは、頭蓋骨の下の部分だけはガンマー線が届かないというものでしたが、

パーフェクションというγナイフの最新型で、今までのγナイフの欠点も無くなり、頭の全ての範囲にガンマー線を照射出来るようになりました。

脳腫瘍という怖い病気に、外科的手術以外で効果を発揮するガンマーナイフ治療、今後、全国的に大いに広まることを期待しています。


    【夢の扉〜NEXT DOOR〜 2009年11月15日放送】
   『ガンマナイフを遠隔操作で行い助かる命を救いたい』
   ドリームメーカー/林基弘 ナビゲーター/庄司麻衣

        【林基弘さんのマイゴール】
『 2014年までにガンマナイフの遠隔治療を実現させ世界中の助けられる全ての命を救いたい』











変形性膝関節症の新治療法「再生軟骨移植術」に取り組んでいる、智光夫さん。

夢の扉〜NEXT DOOR〜 今回は、変形性膝関節症の新治療法の再生軟骨移植術に取り組んでいる、広島大学病院の病院長、越智光夫先生のドキュメンタリーです。


ひざの痛みで苦しんでいる人は、日本人の約10分の1の1200万人にものぼり、中でも変形性膝関節症は約700万人の患者がいると言われ、40歳以上の女性の半数が該当する国民的病だとされています。

変形性膝関節症は、軟骨がすり減り、骨と骨が直接ぶつかって、強烈な痛みが起きる病気で、軟骨には細胞がないため、自然治癒が起こらない難しい病気です。



広島大学病院は膝の痛みの最新治療を行っているという病院として知られていますが、その広島大学病院の病院長を務める越智光夫先生は、世界でも屈指の整形外科医です。

そんな越智光夫先生が専門として治療を行っているのが「変形性膝関節症」で、その最先端治療法として「三次元培養軟骨移植術」を行っています。

三次元培養軟骨移植術は、患者本人の軟骨細胞を対外に取り出し、コラーゲンの中で人工的に増やし再び移植する治療法です。


そして、越智光夫先生が新たに行っている治療法が、患者の幹細胞を使った膝関節治療法で、骨髄からの幹細胞を使い軟骨を再生する治療法です。

この方法ですと、切らずに注射一本で変形性膝関節症の治療が可能で、軟骨再生が難しいため三次元培養軟骨移植術では50歳が限界とされていたのが、骨髄からの幹細胞を使えば60歳以上の患者でも治療が可能になります。


幹細胞を使った膝関節治療法が普及すれば、ひざの痛みで歩行困難な状態から解放される人にとっては本当に救いになりますね。

幹細胞を使った膝関節治療法、一日でも早く、気軽にいつでも受けることが出来るようになることを望みます。


【夢の扉〜NEXT DOOR〜 2009年10月25日放送】     
『軟骨を再生する技術を高めて膝の障害を無くしていきたい』
ドリームメーカー/越智光夫    ナビゲーター/遠藤みずき


       【越智光夫さんのマイゴール】
『 2013年までに注射1本で、膝の痛みに悩む患者さんを救いたい』

パーフェクトぺリオは、歯周病菌を殺す驚異の水です。

夢の扉〜NEXT DOOR〜 今回は歯周病根絶に奮闘する、栃木県・小山市で開業する歯科医師、『野口デンタルクリニック』の野口宗則先生のドキュメンタリーです。


歯と歯茎の病気歯周病は、虫歯や口臭の原因としても知られていますが、重くなると心臓病や糖尿病までも引き起こす怖い病気です。

現在歯周病患者は約8000万人。なんと、おおよそ日本人の二人に一人は歯周病患者だといわれますが驚くべきことにその95パーセント以上が歯の治療を受けていない様です。


歯周病の怖いところは、歯周病の原因の歯周病菌が感染をするということ。同じコッツプなどで飲み物を飲んでも、またキスなどでも感染します。

歯周病対策にいくら歯磨きをしても無駄で、唯一の解決策は歯周病菌を殺すことです。


ちなみに今回のナビゲーターの山口日記さんは、三ヶ月に一回は歯の定期検診を受けていますが、歯周病菌を確認できました。

ということは、それほど歯に関心を持っていない私には確実に歯周病菌が存在すると思って間違いないようです。


その恐ろしい歯周病対策として野口宗則先生が開発したのが『パーフェクトぺリオ』と呼ばれる無色透明な液体。

パーフェクトぺリオは、『歯科治療に革命を起こす』と言われるほどの驚異の水らしいですよ。


歯周病は感染後歯周ポケットで繁殖します。そして歯の表面にこびりつき歯石に変化。今までの歯周病の治療は金属棒で歯石を削り取る方法でした。

野口宗則先生の開発した『パーフェクトぺリオ』は、濃度の濃い殺菌水で、炭酸と塩の入った水を電気分解し作った次亜塩素酸水です。


パーフェクトぺリオは、今まで『歯周病は完全には治せない』と言われていたのを覆すほどの効果的な殺菌水です。

うがい水として用いますが、強力な殺菌効果のあるものが体内に入る恐れもあるため、健康へ影響する懸念もあり広まっていませんでした。

そんな時、ようやく歯学界の権威、東京医科歯科大学の歯学部長の田上教授に認め、国際学会での発表も決まりました。

二年前からの東京医科歯科大学での健康面へ与える影響に関しての科学的検証で問題なしとの結論がでています。


パーフェクトぺリオを作る機械が今全国で200ヶ所あり、歯科医院で販売も行っているようですので、早速、歯周病予防として使いたいものです。


     【夢の扉〜NEXT DOOR〜 2009年9月13日放送】
        『日本から歯周病を無くしたい』
   ドリームメーカー/野口宗則  ナビゲーター/山口日記


       【野口宗則さんのマイゴール】
    『2015年までに、日本から歯周病菌をなくしたい』

鈴木直樹さん開発の、『バーチャルシミュレーター』

夢の扉〜NEXT DOOR〜 今回は、工学・医学・理学などの自分の得意分野を融合して、新たな医療システムを開発している、東京慈恵医大教授鈴木直樹さんのドキュメンタリーです。


鈴木直樹さんは、工学・医学・理学の博士号を持つ教授ですが、少し小太りでその風貌はどことなくユーモアを誘うものがあり、今取り組んでいる、約4万年前の『マンモス(リューバ)』の解析という、夢あるものに似つかわしいものです。


鈴木直樹さんが今取り組んでいるのが、仮想空間で手術を行うマシンの開発。その新手術システムマシーンの名は、『バーチャルシミュレーター』。

バーチャルシミュレーターは、患者さんをCTスキャンし、そのデータから血管や細かい神経にいたるまで、全てを完全に仮想空間に立体的に作り上げて行くというもの。


そして、鈴木直樹教授の開発したこの『バーチャルシミュレーター』の医療現場以外での活用法が現在注目を集めています。

それは、凍土に眠っていて奇跡的に発見された、約4万年前の『マンモス(リューバ)』の解析に利用するというものです。

約一万年前に滅びたとされるマンモスは、生物の進化を知る上で貴重な資料となるもの。

その皮膚や筋肉、内臓が残る状態で発見されたマンモスを、メスを使わずにCTスキャンで体の構造などを3D状態で細部まで再現できるのが、鈴木直樹教授の開発した『バーチャルシミュレーター』。

バーチャルシミュレーター、医療現場以外でどのような力を発揮できるのでしょうか。


     【夢の扉〜NEXT DOOR〜 2009年9月6日放送】
『バーチャル医療システムで、太古の生物を研究解析して役立てたい』
  ドリームメーカー/鈴木直樹  ナビゲーター/遠藤みずき


         【鈴木直樹さんのマイゴール】
『2014年までに大型の冷凍マンモスを解析できる研究センターを建てたい。そして必ず無傷の成体マンモスを見つけ出す!』

京都ER救急救命センター勤務の安田冬彦先生の目指す、『全ての急患を受け入れる病院』

夢の扉〜NEXT DOOR〜

今回は、京都ER救急救命センターの中心人物、ER専門医の安田冬彦先生のドキュメンタリーです。

アメリカのNBCで放送されたテレビドラマシリーズ『ER緊急救命室』がNHKで放送されて人気を呼び、日本でもよく知られるようになったERですが、ERとは救急救命室(Emergency Room)の略で、一般的には北米型のERシステムのことを指します。


安田冬彦先生が勤める洛和会音羽病院 京都ER救急救命センターも、24時間体制でどんな急患も断らないをモットーに救命医療に取り組んでいますが、北米型ERシステムの大きな特徴は、24時間・365日全ての救急患者を受け入れるということにあります。


救急医療には、軽症患者に対する1次救急・中症患者に対する2次救急・重症患者に対する3次救急があり、1次は帰宅可能、2次は一般病棟入院、3次は集中治療室入院という様に分かれています。

ER救急救命センターやER高度救急救命センターは、自ら訪れたか救急車で運ばれたかにかかわらず、全ての救急患者に対して救急初期治療を行います。

ERには専門ドクターがおり、内科・外科など各科にかかわらず、全ての科の救急初期治療を行います。また、自ら訪れた患者さんに対しては、トリアージナースが緊急性があるなしのトリアージを行い、必要となればER専門医の診療を受ける事となります。

ER専門医は緊急初期治療を行った後、各科の専門医に引継ぎ、後の治療ないし手術は各科の専門医が行います。


アメリカのテレビドラマ『ER緊急救命室』を見ている時はただ漠然と「随分あわただしい病院だな」という感じだったので、どの役者がERの専門医を演じているのかまで気にしていませんでしたが、救急救命センターの仕組みを知ってあのドラマ『ER緊急救命室』を改めて見れば、最初の時より面白く見ることが出来そうです。


と、そんな慌しい救急救命の現場で働く安田先生。急患がたらい回しにされ結局亡くなることが最近頻繁に起きている現実を見据え、『どんな患者も断わらない』という信念の元治療に当たっていますが、実情は相当厳しいようです。

夢の扉〜NEXT DOOR〜の番組内でも、『どんな急患も受け入れる』という病院の基本方針があるにもかかわらず事務の受付で救急車からの来院要請を断わってしまっていて、まだまだ看護士を含め病院全体がERの専門病院になるには相当苦労がありそうです。


絶対的にER専門医が不足している現状から、安田先生は後進の育成にも力を注いでいて、日々の過酷な勤務体制の日々の中で、全ての急患を受け入れる事が出来るER救命センターの確立を目指しています。

     【夢の扉〜NEXT DOOR〜2009年7月5日放送】
    『救命救急のシステムと後進の育成を確立したい』
        ドリームメーカー  安田冬彦

        【安田冬彦さんのマイゴール】
『2015年までに全ての救急患者が受け入れられる日本にしたい』

日本の災害医療の改革に邁進する秋富慎司さん

夢の扉〜NEXT DOOR〜

今回は、災害現場の真っ只中で救命救助をしようと行動している、岩手医科大付属病院・県高度救命救急センターに勤務する秋富慎司先生のドキュメンタリーです。


今の日本では、災害現場そのものに医師は踏み込めないようです。あくまでも災害現場の近くで待機して、そこに運ばれてくる被災者を診るという感じです。

災害現場に赴くのはレスキューであり自衛隊・消防士。

夢の扉〜NEXT DOOR〜の番組内で言っていました、『もし阪神淡路大震災の時に医師が災害現場で救命救助をしていれば100人の命が救われただろう』 と・・・

医師が現場に入れないのは、二次災害を恐れてのようです。特にレスキューが危惧しているようですね。


災害医療の先進国アメリカでは、災害時に被災者の命を救う為には、救助、救急、医療の連携を図っていくことが必要だというので、1989年にカリフォルニア州緊急災害対策局(OES)により、都市検索救助部隊(アーバンサーチ&レスキュー )が創設され、現在全米で28箇所あるようです。

アーバンサーチ&レスキューは、具体的には救助犬や機器による検索チーム・器械や装備を活用して要救助者を救出する救助チーム・そして災害現場で緊急医療を提供する医療チームの三つのチームが連携して救命救助に当たるシステムです。

あとは、構造物や、危険物、吊上重機器、技術情報、通信、兵たんなどの専門家で全般的な検索・救助活動を支えます。

そして、それらのチーム全体を管理する部隊管理、からアーバンサーチ&レスキューは成り立っていて、被災現場における救命救助システムが構築されています。


レスキューと共に被災現場に足を踏み入れる必要性を感じている秋富慎司先生、福知山線の脱線事故の際その思いを改めて強く感じました。

当時滋賀県の級命センターに勤務していて事故現場で治療に当たっていました。『これ以上生存者は無し』というので医師に帰還命令が出た後も現場に残り、『10人前後の生存者あり』との事実による9時間に及ぶ救出劇に参加し、見事に救命に貢献しています。

その時秋富慎司先生が行った救命措置は『点滴』と『水分の補給』
この処置は、クラッシュシンドロームを避ける為のものです。

クラッシュシンドロームとは、例えば災害現場で瓦礫などの重いものに身体が圧迫されて血流がとまっている時に、急にその状態から解放されると身体中を毒素が回り死に至るという現象です。


現在、岩手医科大付属病院・県高度救命救急センターに勤務する秋富慎司先生、同病院には心肺蘇生装置や酸素ボンベを積み込んだドクターカーが稼動していますが、岩手宮城内陸地震にて救助と医療の協力体制の必要性を改めて痛感。

日本の災害医療の改革のために、世界最先端の救命救急システムを持つアメリカ・サンフランシスコでの訓練に参加します・・・


     【夢の扉〜NEXT DOOR〜2009年4月26日放送】

    『突然の災害から人命を救って行きたい PartI』

        ドリームメーカー/秋冨慎司

粒子線治療を受ける事が出来る病院ですが、 『重粒子医科学センター病院』『兵庫県立粒子線医療センター』『放射線医学総合研究所』』『国立がんセンター東病院(陽子線治療)』・・・

夢の扉〜NEXT DOOR〜

今回は、最先端の癌治療法の「粒子線治療」の普及・確立に邁進する、兵庫県・県立粒子線医療センター院長・菱川良夫先生のドキュメンタリー、その続編です。


最先端のがん治療法の粒子線治療について少し調べてみましたので書いていきます。

粒子線(荷電重粒子線)治療には重粒子(重イオン)線治療と陽子線(プロトン)治療があり、粒子線治療の一番の特徴はブラッグピークと呼ばれる、患者さんの体内の癌の部位だけをピンポイントで照射でき、正常細胞への被爆を避ける事が出来るということにあります。

炭素原子などを加速器のシンクロトロンで光速近くまで加速させて患者さんの身体に照射しますと、深さなど、測定した腫瘍の部位のみで作用(癌細胞だけを壊す)させる事が出来ます。

癌患部・病巣のピンポイントに放射線を集中できますので、短期間でもより通常の治療より大きい効果が期待できます。

また、重粒子(重イオン)線治療と陽子線治療では重粒子(重イオン)線治療の方がより強力のようですね。


粒子線治療の欠点もいくつかありますので挙げておきます。

最大の欠点は、粒子線治療は保険適用外のため治療費の負担金額が大きい事です。大体300万円と考えて良い様です。

治療としては、粒子線の照射時間が一回につき約2分間。癌腫瘍の大きさなどによっても変わりますが、粒子線照射回数は週4回で計16回になります。

粒子線治療は、癌の部位の誤差一ミリ以内での照射が必要で、その為に患者さんを固定する必要があることと、粒子線の発生のさせ方が難しいという点も挙げられます。

全ての癌に有効ではなく、胃腸 消化器系や遠隔転移・全身に転移した癌にも有効ではありません。

そして、治療のための放射線を一度でも治療部位に照射したことがある場合は、対象外となってしまいます。

また、重粒子装置のメンテナンスの為半年に一回一月ほど治療が休止されます。


いくつかの欠点がある粒子線治療ですが、がん患者さんにとっては最後の綱になれる可能性もあります。

そんな粒子線治療を受ける事が出来る病院ですが、

『重粒子医科学センター病院』『兵庫県立粒子線医療センター』『放射線医学総合研究所』『国立がんセンター東病院(陽子線治療)』『筑波大学陽子線医学利用研究センター 』『若狭湾エネルギー研究センター』『静岡がんセンター』の7ヶ所あるようです。


特に重粒子線治療を行っている施設は世界に今のところ3施設しかありません。そのうちの2ヶ所が『重粒子医科学センター病院』と菱川良夫院長の『兵庫県立粒子線医療センター』で、特に千葉県にある『重粒子医科学センター病院』は重粒子線治療のパイオニアでその実績は世界一のようです。


粒子線治療」の普及・確立に邁進する、兵庫県・県立粒子線医療センター院長・菱川良夫先生ですが、今計画しているのは2年後に乳がんが治療できる粒子線治療病院を九州に開設する事。

乳がんを粒子線で治療するには課題もいくつかあり、その第一の課題がより強固な固定具の開発です。

柔らかくゆれやすい乳房は粒子線治療の要である病巣部位の固定が一番難しいところですので、より強固な固定具の開発は必須ですね。

加えて患者さんの受けるダメージを減少させるために粒子線照射法の改善にも取り組んでいます。今考えているのは同時に4方向から照射する方法です。


粒子線治療の可能性をより追求している菱川良夫先生ですが、九州に新たな粒子線治療病院が出来る事は嬉しいですね。

より短期間で癌を完治させる可能性を秘めた粒子線治療、その粒子線治療を受ける事が出来る病院が全国に一つでも多く出来ることを望みます。

     【夢の扉〜NEXT DOOR〜2009年4月19日放送】

   『粒子線治療法をがん治療法として普及させたい』

  ドリームメーカー/菱川良夫  ナビゲーター/遠藤みずき

       【菱川良夫さんのマイゴール】

 『2015年までに粒子線治療を普及させ世界一の治療にしたい』












最先端の癌治療法・菱川良夫先生の粒子線治療

夢の扉〜NEXT DOOR〜

今回は、最先端の癌治療法の「粒子線治療」の普及・確立に邁進する、兵庫県・県立粒子線医療センター院長・菱川良夫先生のドキュメンタリーです。


『ノーガンハートにローハイド』

私達が学生の頃には死因の病名をこの様に覚えた記憶があります。

一番多い死因は脳血管疾患、次に癌・心疾患・老衰・肺炎という順序だったでしょうか?

この死因も最近はかなり変化しているようで、今は、一位が癌で次に心臓病・脳血管疾患・・・と続くようです。

生活習慣病からくる三大死因としては同じですが、癌が死亡順位の一位になっています。

今、青年・壮年層が癌という病気で多く亡くなっているという事実は、西丸 震哉氏の『45歳寿命説』が現実のものになりつつあるようで恐いですね。


癌の恐さは死亡率の高さもそうですが、より以上に治療の厳しさにもあるようです。

X線照射や抗がん剤の副作用による極度の体調不良、そして痛み、吐き気、脱毛・・・。

癌治療を病院で受けようと思えばそれら全てを受け入れる必要があります。

しかも死因の一位ということは、癌は今でも完治する見込みがほとんどない病気であるという事になります。


さて、自分自身も最もなりたくない病気の癌ですが、従来の「X線」などの「光子線」ではなく、「陽子線」や「炭素イオン線」などの「粒子線」を使う最先端の癌治療法『粒子線治療』とはどんなものか見ていきましょう。


粒子線の一番の特徴は束状に進むということです。X線は放射状に広がりますので癌部位のみに照射する事は不可能ですが、

粒子線はがん細胞の病巣に直接照射できるがん細胞以外の細胞を傷つけない治療法です。

がん細胞に直接照射する事により、患者さんへの身体的負担は大幅に軽減されます。

そして素晴らしい事に、粒子線は患者さんの痛みを伴わない治療が可能ということです。


がん治療に関して良い事だらけの粒子線治療のようですが、少し問題点もあるようで・・・(続きます)


    【夢の扉〜NEXT DOOR〜2009年4月19日放送】

   『粒子線治療法をがん治療法として普及させたい』

  ドリームメーカー/菱川良夫  ナビゲーター/遠藤みずき

       【菱川良夫さんのマイゴール】

 『2015年までに粒子線治療を普及させ世界一の治療にしたい』

不眠症(睡眠障害)に効果絶大な、遠藤拓郎先生の光療法。

夢の扉〜NEXT DOOR〜

今回は、睡眠障害に苦しむ人の救世主、睡眠外来専門の病院、スリープクリニック調布院長、遠藤拓郎先生のドキュメンタリー、前回の続きです。

睡眠を毎日充分に摂ること、安眠は意外と難しいですね。朝起きた時に本当に気持ちよく目覚めることができる人は少ないかもしれません。

安眠を得ようとして、枕や布団をあれこれ変えてみても余り効果が無い場合も少なくないようです。


もしあなたが今不眠症気味なら遠藤拓郎先生によるこの情報は役立つ事でしょう。

誰にでも実践出来る睡眠改善策とは・・・?

それは、あなたが生活している全ての部屋を間接照明にする事です。

要するに、部屋を少し暗めにして、夜眠る前に明るい照明を見ない様にします。

メラトニンという眠気誘発ホルモンは夜間に明るい照明を見ると出なくなるという性質があります。

メラトニンが脳に充満した時人は眠りに落ちるそうですが、眠りの一番の要素を明るい光が妨げている事になるわけですね。

これは人間の体内時計とも密接な関係があり、体内時計が夜だと感じた時にメラトニンが分泌します。

ですから、間接照明で夜の状況を作り出し、体内時計に知らせてあげれば良いんですね。


この、光をコントロールする光睡眠を睡眠障害治療に用いているのが遠藤拓郎先生です。

夢の扉〜NEXT DOOR〜番組内で、睡眠覚醒リズム障害の患者さんの治療の様子が放送されていました。

一人の青年が、夜に起きて昼間寝るという生活を続けて、その昼夜逆転の生活リズムが戻らなくなり睡眠障害に陥った例です。

遠藤拓郎先生この青年に施した方法は、『太陽の光と同じ明るさの光を浴びせる事』でした。

光治療室となる寝室の壁と天井から太陽の光とほぼ同じ明るさの一万ルクスの照明を浴びせ、朝の状態を作り出します。

昼夜逆転の青年には、まずお昼の12時にこの光を浴びせ目覚めさせます。

そして、光を浴びせる時間を毎日少しずつ早め、最終的に朝七時に目覚めるようにしていきます。

そうですね。七時の目覚めまで九日かかっていますが、完全に昼夜逆転のリズムからは抜け出せたようです。

この例を見ても分かるように、睡眠と光との関係は本当に深いものがあるんですね。


『部屋の照明を間接照明に変え、朝目覚めたらまず太陽の光を充分に浴びる事』

それを実行すればあなたも毎晩熟睡できるかも知れません。是非やってみてくださいね。


    【夢の扉〜NEXT DOOR〜2009年3月29日放送】

     『不眠に悩む人たちを助けて行きたい』

  ドリームメーカー/遠藤拓郎ナビゲーター/あがたゆうな

       【遠藤拓郎さんのマイゴール】

 『2012年までに睡眠障害を治し、朝から元気な日本にしたい』





















スリープクリニック調布院長、遠藤拓郎先生が行う睡眠障害の治療法

夢の扉〜NEXT DOOR〜

今回は、睡眠障害に苦しむ人の救世主、睡眠外来専門の病院、スリープクリニック調布院長、遠藤拓郎先生のドキュメンタリーです。

何やら今睡眠障害で悩んでいる人は五人に一人の割合でいるそうです。自分自身睡眠障害とは自覚していなくても、客観的に見れば当てはまる場合も多くあるかもしれませんので、実際の睡眠障害人口はまだ多いかも知れません。

寝つきが異常に悪い場合や、朝起きた時に寝た気がしないという場合や、寝ても疲れが取れていないという場合もれっきとした睡眠障害らしいですので・・・。

もちろん最近よく聞かれるようになった、睡眠時無呼吸症候群も。


また、眠るにもエネルギーが必要で、本当に体調の悪い人は眠りたくても寝れない状態になるようですね。

遠藤先生は、そんな睡眠障害の治療として睡眠薬に頼らず、自然のメカニズムによる治療法を行っています。


遠藤先生が行う睡眠改善の最新ツールが、『行動計』というものです。

行動計とは、体のゆれを観測する器械で、患者さんが身につけて眠ると、睡眠の深さや睡眠時の寝返りの様子などを含め、当人にも自覚できていない睡眠の様子を知ることが出来ます。

行動計で、睡眠障害を訴えてくる患者さんの睡眠時の状態を時間帯グラフで正確につかみ、治療に役立てるというわけです。


最近の傾向は、ストレスホルモンのコルチゾール値が高いストレス性の睡眠障害が多く見られるようです。今の時代ストレスを感じなくて生きていく事は不可能に近いので、ストレス性の睡眠障害が多いというのもうなずけますね。


遠藤先生によると、睡眠障害が高じると、メタボリック症候群や肌荒れ、老化、更に、うつ病などの精神疾患も引き起こすそうですので、よる熟睡する事は本当に大事なんですね。


さて、少しでも熟睡できていないという覚えがある方に遠藤先生が勧める、誰にでも実践出来る睡眠改善策とは・・・(続きます)


    【夢の扉〜NEXT DOOR〜2009年3月29日放送】

     『不眠に悩む人たちを助けて行きたい』

  ドリームメーカー/遠藤拓郎ナビゲーター/あがたゆうな

       【遠藤拓郎さんのマイゴール】

  『2012年までに睡眠障害を治し、朝から元気な日本にしたい』

頭痛外来の担当医竹島多賀夫さん、頭痛予防薬開発中。

日本初の頭痛外来がある病院の鳥取大学医学部付属病院で頭痛外来を担当する竹島多賀夫先生のドキュメンタリーです。


頭痛には偏頭痛と緊張型頭痛、群発型頭痛の三種類あり、それぞれその原因及び対処法が異なります。


あなたの頭痛がどのタイプのものかを知ることが出来る頭痛検査の究極の道具が『頭痛ダイアリー』です。

頭痛ダイアリーにあなたに起こった頭痛の痛みの程度やその時の症状を記入する事により、あなたの頭痛のタイプがわかります。


偏頭痛は、『一月に何度も激しい頭痛がおき、その状態が3日〜4日続きます』

緊張型頭痛は、『軽度の頭痛が何日間も続きます』

群発型頭痛は、『春先などのある期間に集中して頭痛が起こり、約二週間から数ヶ月続きます』


偏頭痛の痛みは、日常生活に支障をきたすほどひどいもので、起きれなくなったり、音や光に異常に敏感になり吐き気を催したり、集中力の低下を招きます。

偏頭痛をひき起こすものとして、赤ワインや熟成したチーズが挙げられています。対処法は、とにかく安静にして、青魚や納豆、豆腐を多く摂取する事。

入浴などは逆効果になりますので注意してくださいね。


緊張型頭痛は、首や肩の凝り、運動不足、悪い姿勢などで引き起こされます。

対処法は、頭痛体操と言われるもので、

ひじを曲げた状態での肩の前回しと後ろ回し。

息を吐きながらの首回し。

肩を思いっきり上に上げ息を吐きながらストンと落とすなど・・・。

そして、お風呂に入ったり、首の後ろを40度Cくらいに温めたタオルを当てるのも善いようです。


群発型頭痛は一番患者数の少ない頭痛のタイプで、その原因も不明です。

対症療法として、純度100%の酸素を吸入する『純酸素吸入法』があります。


さて、夢の扉〜NEXT DOOR〜の番組内では、鳥取大学医学部付属病院で頭痛外来の担当の竹島多賀夫先生が、

頭痛が起こってから飲む頭痛薬ではなく頭痛を起こさない薬の研究をしていると報道していました。


頭痛持ち・頭痛患者に特徴的なのが、たんぱく質分解酵素のMMP9を多く体内に持っていること。

竹島多賀夫さん、頭痛患者のために、今、MMP9と頭痛の関連性に着目し、頭痛を予防する頭痛薬の開発に邁進しています。


  【夢の扉〜NEXT DOOR〜 2008年12月28日放送】

『ドリームメーカー/ 竹島多賀夫 ナビゲーター/山川恵里佳』

     【竹島多賀夫 さんのマイゴール】

『2015年までに、すべての頭痛患者が安心して頭痛を治せる環境を整えたい』

日本初の頭痛外来がある病院、鳥取大学医学部付属病院の医師、竹島多賀夫先生。

夢の扉、

今回は頭痛に関して放送していましたね。


現代病として認識されてきた感のある頭痛ですが、頭痛の本当の苦しみは頭痛持ちにしかわからないと思いますね。

私も以前はひどい頭痛もちで、一番症状が重い時は夜も眠る事が出来ませんでした。

とにかく痛みがひどくて、寝るために布団に横になると頭を乗せた部分に強烈な痛みが生じます。

そのため、布団の上に上半身を起こした状態で一晩寝ずに過ごしたり、部屋のといに両手を乗せて肩を楽にしたりして一晩過ごした事もあります。

今考えればあれは相当ひどい病気の前触れではなかったのかなという気持ちもしますが、幸いな事に頭の欠陥などに関しての突発性の病気にかかることなく現在に至っています。

今ではほとんど頭痛に罹ることなく過ごせていますので本当に楽ですね。


現在日本では3000万〜4000万人以上の人が頭痛に苦しんでいると言われている様ですが、頭痛持ちが、他人にはなかなか理解しにくい頭痛の苦しみから逃れる事が出来れば本当に素晴らしい事ですね。


夢の扉〜NEXT DOOR〜

今回は、日本初の頭痛外来がある病院、鳥取大学医学部付属病院で頭痛外来の担当の竹島多賀夫先生のドキュメンタリーです。


鳥取大学医学部付属病院の頭痛外来、現在予約は三ヶ月待ちの状態だそうです。

頭痛と言っても、脳梗塞やくも膜下出血などの緊急を要するもの以外の診察をするようですが・・・

要するに、最初の診察でMRI検査やCT検査を行い、頭痛の原因やその頭痛が命の危険に繋がるかを知り、それから治療が始まります。


夢の扉〜NEXT DOOR〜で紹介された頭痛検査の究極の道具というのがありますので、あなたがもし頭痛持ちならこの道具を使ってあなたの頭痛の種類や対処法を知って下さいね。

頭痛検査の究極の道具といっても凄く簡単なもので、あなたの頭痛の原因がわかる『頭痛ダイアリー』というものです。


『頭痛ダイアリー』は、あなたに頭痛が起きた時に、頭痛が起きた日の頭痛の程度(軽・中・重)と、頭痛の経過(どの程度日常生活に支障があったか?・痛みの変化)などを細かく記入してきます。

これは頭痛の内容や程度を日々数か月分正確に記入する事によって、あなたの頭痛の種類や、とりあえずの対処法を知ることが出来ます。


実は頭痛には偏頭痛と緊張型頭痛、群発頭痛の三種類あり、それぞれその対処法が異なります。(続きます)



    【夢の扉〜NEXT DOOR〜 2008年12月28日放送】

『ドリームメーカー/ 竹島多賀夫 ナビゲーター/山川恵里佳』


       【竹島多賀夫 さんのマイゴール】

『2015年までに、すべての頭痛患者が安心して頭痛を治せる環境を整えたい』

骨粗鬆症から起こる圧迫骨折の痛みから解放する医師 沼口雄治さん

骨粗鬆症から発生する、『圧迫骨折』ですが、その『圧迫骨折』の痛みから解放される素晴らしい治療法があるようです。


夢の扉〜NEXT DOOR〜、

今回は、骨粗しょう症が原因で発生する骨折を、手術によって驚くべき短い期間で治す医師、東京築地にある、聖路加国際病院放射線科医の沼口雄治先生のドキュメンタリーです。


では、前回の続きですが・・・

寝たきりに繋がる病気としては、脳血管疾患や老衰に続いて第三位に挙げられている骨粗鬆症。


これは、廃用症候群といって、使わない筋肉や関節や臓器などがどんどん衰えていって、全身の機能が低下する事で起こることですが、

たとえ健康な人でも骨粗鬆症のように骨がほとんどくっつかない状態だと、寝たきり状態が長くなり、寝たきりから痴呆へ症状が重くなることが多いようです。


ある程度の年齢になったら意識しておいた方がいい骨粗鬆症。
(今は子供でも骨粗鬆症の傾向が見られ、背骨がS字形に曲がる、脊柱側湾症は骨粗鬆症の典型だと言われています)


その骨粗鬆症から発生する、『圧迫骨折』は、ある日突然訪れます。

例えば、風をひいて咳をした瞬間に、とか、極端な話、普通に食事をしている最中でも・・・。


骨粗鬆症の中でも最も症状の重い圧迫骨折。
では、圧迫骨折の治療法とはどんなものか見ていきましょう。


沼口雄治先生による圧迫骨折の治療法は、『骨セメント療法』と言います。


セメント療法の手術は、まず背中に局所麻酔を打ち、脊髄穿刺針というものを背中から背骨に刺します。

もちろん、圧迫骨折を起こしている所に刺すわけです。

そして、脊髄穿刺針から骨にセメント様のもの(骨セメント)を流し込み骨の強度を高めます。

骨を強くするセメント様のもの(骨セメント)は、アクリル樹脂とバリウムです。


骨セメントを流し込むことによって、圧迫骨折を起こしている椎骨の骨粗鬆の状態が改善され、

今まで圧迫骨折の痛みであまり動く事が出来なかった人も、手術後2〜3時間後には自由に動き回れるようになります。


圧迫骨折の痛みで苦しんでいた人にとっては本当に夢のような治療法の『骨セメント療法』ですが、問題点もあります。


『骨セメント療法』の問題点としていわれているのが『合併症』のリスクです。

骨セメント療法で一番難しいのが、骨に流し込む骨セメントの量にあるようです。

少なすぎると効果が出ないし、また多すぎると漏れる恐れがあります。


骨から漏れた骨セメントが肺にいけば『肺梗塞』に、心臓にいけば『心停止』になります。


沼口雄治先生は骨セメントを漏らさない為に、従来の本場アメリカで行われている、骨に流し込む針を一本使用する『一針法』から、

二本使用し交互に注入していく事で骨の弱い部分に余り圧をかけない『二針法』を考案しました。


骨セメント療法を二針法で行う事により、手術による合併症が7年間ゼロという見事な実績を収めています。


ちなみに、骨セメント療法は、その合併症のリスクのために、残念ながら未だ保険適用外だそうです。


何はともあれ、圧迫骨折で痛みに耐えかねている人にとっては夢のような治療法の骨セメント療法。

あなたも身近で困っている人がいたら教えてあげてはどうでしょうか?

骨セメント療法の詳しい情報は、【聖路加国際病院】のホームページから、
放射線科を検索し、

『経皮的椎体形成術−骨セメントを使った圧迫骨折の治療』をクリックすれば載っています。
     


あなた自身も、もちろん私もですが、骨粗鬆症にならないように予防が大事ですね。


最後に、骨粗鬆症予防法を書いておきます。


圧迫骨折による痛みは想像を絶するものがあるようで、

ある日突然訪れる圧迫骨折を防ぐためには骨粗鬆症の予防が大事です。

骨粗鬆症の予防のためには『骨密度』を高める必要がありますね。

骨密度を高める骨粗鬆症の予防は常に行っていなければいけません。


まず毎日の食事が大事です。

食事の基本は、もちろんできるだけカルシウムを含む食べ物を食べる事。

そうですね。魚や青野菜・海藻・牛乳がいいですね。


それに、カルシウムの吸収を良くするビタミンDを多く含む食品を食べる事も大事です。

うなぎや鮭・にしん・秋刀魚などの魚類や、 きくらげた干し椎茸などのきのこ類ですね。


そして、『日光浴』もカルシウムの吸収率を高めるには効果大です。


また、体重が軽い方は骨粗鬆症になりやすいようですので、時には重いものを持ったりだとかして、骨に負荷を与えてあげてくださいね。

もちろん、体重が充分にある方も骨に負荷を与える事は大事です。

以上。骨粗鬆症予防法でした。


あそうそう、骨粗鬆症のかたは特にそうなんですが、妊娠中の女性の方や出産後の女性の方は、特にカルシウムを多く摂る必要がありますので、サプリメントを利用するのも一つの手です。


サプリメントとしてのカルシウムを選ぶ基準は『吸収率』です。

いくらサプリメントをたくさん摂っても身体に吸収されなければ意味がありません。


吸収率がよく内容の良いカルシウムと言えば、ウメケンの『L型発酵乳酸カルシウム』がお勧めです。

何より、ご飯やその他の料理にも使用することが出来、家族全員がカルシウムを摂れる点がいいですね。

ちなみに、怒りっぽいことや短気・イライラ・ノイローゼもカルシウム不足が原因だと言われています。

『家族全員笑顔で過ごす基本はカルシウムにあり!!』ですね。

発酵L型乳酸カルシウムだけで作られたピュアなカルシウム補給食品!水に溶けやすく、どんなお料...




   【夢の扉〜NEXT DOOR〜2008年11月9日放送】

    『中高年女性の恐怖 骨粗しょう症から救いたい』

   ドリームメーカー/沼口雄治 ナビゲーター/岡まゆみ



       【沼口雄治さんのマイゴール】

『2018年までに  背骨の圧迫骨折による寝たきりを
               骨セメント療法でなくしたい。』













骨粗鬆症による圧迫骨折を治す医師 沼口雄治さん

骨粗鬆症から発生する、『圧迫骨折』ですが、その『圧迫骨折』の痛みから解放される治療があるようです。


夢の扉〜NEXT DOOR〜、

今回は、骨粗しょう症が原因で発生する骨折を、手術によって驚くべき短い期間で治す医師、

東京築地にある、聖路加国際病院放射線科医の沼口雄治先生のドキュメンタリーです。


骨粗鬆症、これは骨密度が減少し、骨にすが入ったような状態で極端に壊れやすく弱くなる病気です。

骨粗鬆症の原因はもちろんカルシウムの摂取不足ですが、食事として摂るカルシウム不足以上に、女性ホルモン不足が関係しています。

特に閉経後の女性は女性ホルモン(エストロゲン)の極端な減少によるカルシウム不足を起こしやすいと言われています。

それゆえ、骨粗鬆症は、『中高年女性の病気』だと言われているんですね。


もちろん男性にも発症しますが、骨粗しょう症の推定患者1100万人の内約900万人が女性だという事です。


骨粗鬆症に一番関係する『骨密度』ですが、20代がピークでそれ以降は減少していくようですので、女性時限らず男性の方も用心するに越した事とはありませんね。



さて、骨粗鬆症から発生する、『圧迫骨折』ですが、主に背骨で起きます。

脊柱の椎骨が押しつぶされるように折れて脊髄神経を圧迫し、
患者に耐え切れないような痛みを与えるものです。



骨粗鬆症の一番の問題点は、寝たきりになる事が多い点です。

もちろん、背骨が圧迫骨折を起こしていれば痛みで身動きが出来ませんし、

背骨の骨折でなくても、例えば何かの弾みに転んだりして足の骨を折ったら動けません。

骨粗鬆症ですからいつまでも骨は繋がらず、ついには寝たきりになってしまうのですね。


さらには、寝たきりから痴呆まで病気が進行する恐れもあります。

ですからよく言われるのが、『ある程度の年齢になったら絶対に骨折をしてはいけない!!』ということです。

このことは、特に一人暮らしの方にとっては非常に大事になってきています。


さて、そんな寝たきりになる恐れのある骨粗鬆症(背骨に限ります)を治す方法があるようですが・・・(続きます)



  【夢の扉〜NEXT DOOR〜2008年11月9日放送】

   『中高年女性の恐怖 骨粗しょう症から救いたい』

  ドリームメーカー/沼口雄治 ナビゲーター/岡まゆみ



     【沼口雄治さんのマイゴール】

『2018年までに 背骨の圧迫骨折による寝たきりを
              骨セメント療法でなくしたい。』

変形性股関節症の方の為の人工股関節手術。石部基実先生。

ゆめの扉〜NEXT DOOR〜、

今回は、整形外科医、石部基実先生のドキュメンタリーです。


最近急増している股関節の病気、

その中でも特に変形性股関節症で苦しんでいる方が増えているようです。

そんな、変形性股関節症で困っている方によっては、是非知って頂きたい情報です。


変形性股関節症とは、骨盤と大たい骨の間にある軟骨が磨り減っておこる病気です。

つまり、骨盤と大たい骨の間でクッションの役割を果たしている軟骨がないため、

直接骨盤と大たい骨の骨同士が当たり、それが我慢できない痛みを引き起こします。


変形性股関節症の痛みは、

患者さんに言わせると、『拷問を受けているようだ』とも表現されていますが、毎日の生活に支障をきたすほどのひどい痛みのようです。


石部基実先生が変形性股関節症を治療するために行う事は、悪くなった股関節の代わりに人工股関節を入れること。

変形性股関節症が起こる原因は、軟骨が磨り減って、骨と骨とが直接当たり、炎症を起こし痛みを伴う事ですが、

病症部の股関節の代わりに人工股関節を入れて、痛みを完全に解消します。


今現在、変形性股関節症予備軍が全国で100万人いるとも言われていますので、

変形性股関節症決してあなたも、そしてもちろん私にとっても他人事ではありません。


主に、中高年の女性の方に起きやすいと言われている変形性股関節症ですが、

急激に体重が増加した方や、妊娠して体重が増えた方などにも多く発症するようですので、気をつけて下さいね。


夢の扉〜NEXT DOOR〜の番組内では、変形性股関節症予備軍の疑いがある人として、下記の内容を挙げていました。

●靴下を履くときに足を上げずらい。 
●段差が登りずらい。 
●歩く時に肩が上下にゆれる。

何やら普通にある出来事ですが、

以上3点の内、一つでも当てはまれば変形性股関節症予備軍の疑いがあるということですので、あなたもお気をつけ下さいね。


夢の扉〜NEXT DOOR〜の番組内では、変形性股関節で困っているお二人の方を取り上げていましたが、

一人目の方はナカノさんと言いますが、

両側の股関節に異常があり、階段を登る時には這った態勢でないと登る事が出来ません。

その方が、石部基実先生の人工股関節の手術後は、階段の昇り降りも平気で出来るようになられていましたね。


もう一人の方はミヤオクさんで、妊娠・出産後、変形性股関節症を患い、それ以来重いものが持てない状態です。

ミヤオクさんの一番の願いは、『子供をだっこしてあげたい!!』というもの・・・

変形性股関節症発症後5年間、生まれた子供さんを抱っこした事がないようです。

石部基実先生から人工股関節の手術を受け、手術後数ヶ月で、念願の『抱っこ』が出来ました。

お母さんと子供さん、両方にとって念願の『だっこ』、二人とも本当に嬉しそうでしたね!!


さて、いい事ばかりの人工股関節手術のようですが、一番の問題に『感染』があります。

人間の体内に異物が入るという事で、感染の比率が相当高まるようです。

当然手術時も感染には注意していて、手術を行う先生は、感染防止のために宇宙服のようなものを身につけています。

感染すると、埋め込んだ人工股関節を取り出さなくては行けないという事ですので、感染予防は厳重に行われています。


加えて、人工股関節手術の欠点としては、『術部が緩んでくる』ということが挙げられていました。


少しは欠点もあるようですが、変形性股関節症の方にとっては朗報となる、夢の扉〜NEXT DOOR〜での石部基実先生の紹介。

石部基実先生は、現在北海道の札幌市で石部基実クリニックを開院しています。

あなたがもし変形性股関節症でお困りでしたら、すぐにでも石部先生の手術を受けたいとお思いでしょうが、

残念ながら変形性股関節症手術を待ち望む患者さんが多く、

実際に手術を受けられるのは、約一年待ちの状態のようです。


けれど、あなたが本当に変形性股関節症で困っていて、一年後でもいいから手術を受けたいと思うのでしたら、このホームページから予約をしておくのもいいのではないでしょうか。

        石部基実クリニック

       【2008年7月13日放送】

『股関節の病気に 苦しむ人たちを  助けてあげたい。』


ドリームメーカー 石部基実    ナビゲーター/庄司麻衣


       【石部基実さんのマイゴール】

『痛みのない幸せな人生のために、一人でも多くの人工股関節手術を。』

肩こり解消の「整形外科枕」開発者、山田朱里さん。

夢の扉〜NEXT DOOR〜、

今回は、『肩こり解消枕』開発者の、神奈川県相模原市「16号整形外科」院長、山田朱里先生のドキュメンタリーです。


「16号整形外科」の大きな特徴は、日本でも珍しい外来の『枕外来』があること。


『枕外来』が設置してあることでもよくわかるように、「16号整形外科」では、、『枕で肩こり撲滅』を合言葉に、

私達が夜寝る時に毎日使う『枕』に特に力を注いでいます。


○整形外科外来で、一番多い愁訴の肩こり、その原因と解消法は?

○肩懲りの原因は首のコリにあった。

○寝ている間に、肩・首のリラックスができない原因は枕に。

○山田朱里さんが独自に開発した、「整形外科枕」の威力。

○家庭でも簡単にできる、肩こり解消枕の作り方。  

などについての情報です。


●整形外科外来で、一番多い愁訴の肩こり、その原因と解消法は?

整形外科外来で、五十肩というので診察を受ける人は、多くが五十肩ではないようです。

つまり、肩が原因ではなく、首が原因で肩に異常を感じている場合が大半のようですね。

その場合は、いくら肩に注射をしてもその症状は改善されません。

では、どうしたらいいのでしょうか?

ずばり、『首の異常を改善するには、枕を変えることが大事』です。


●肩懲りの原因は首のコリにあった。

あなたが毎日寝る時に使っている枕が、あなたに合っていないものでしたら、首のこり、肩こりは全く改善されません。

肩こりの原因は首です。 全ての元凶は首ですね。

首の凝りから、肩の肩甲骨を支える筋肉に影響が行き、それが肩のこりに繋がります。

つまり、血液の循環が悪くなり、それが筋肉の凝りに繋がって、肩こりがこる。


●寝ている間に、肩・首のリラックスができない原因は枕に。

首の凝りが起きる原因が、実は枕にあるんです。

枕が高すぎると、首の骨が曲がり、その曲がりが神経を圧迫し、こりを発生させます。

また、呼吸が苦しくなり熟睡できなくなります。 

また逆に枕が低すぎると、一定の場所に血液が滞り、頭痛の原因になります。

つまり、慢性化した肩こり解消には、あなたの身体にあった枕を使う必要があるんですね。

そして、寝ている間の姿勢が悪いと全身に影響が出てくるようです。

単に肩こりにとどまらず、コリからしびれへ、それが痛みとなり、ついには麻痺にまで・・・

もちろん、腰痛、不眠もです。

ちなみに、枕は、『固くて平ら』なものがいいそうですよ。


●山田朱里さんが独自に開発した、「整形外科枕」の威力。

『枕は単なる寝具ではなく、治療道具』と考える山田朱里さん。

「枕の力を知って欲しい」という思いから、山田朱里さんの開発した「整形外科枕」は、

『寝ている間に肩こり治療ができる枕』です。

『魔法の枕』と呼ばれる、完全オーダーメイドの、「整形外科枕」の効果はどうでしょうか?


都合がいいことに、といいますか、そういう人を選んだんでしょうが・・・

今回のナビゲーターを務める、田中有紀美さんが、ひどい肩こりで悩まされています。

何やら田中有紀美さん。肩こりがひどすぎて、8時間以上の睡眠時間のうち、3時間しか熟睡できないとか。

起きた時に頭痛がするわ、なんと、起きた時が寝る前より疲れている状態のようです。

まさに今回の企画に打って付けのナビゲーターさんですね。


そんな山田朱里さんが、自分の「整形外科枕」を一週間試してみました。

結論から言いますと、すごく効果がでています。

田中有紀美さんの肩こりの主な原因は、『柔らかい枕』にありました。

枕が柔らかすぎて寝返りが極端に少なく、肩・首のリラックスができない状態で寝ていたんです。

肩こりの度合いを示す、筋硬度計の数値が、たったの一週間で40から29に変わっていますし、

寝返り回数、一晩で12回、そして7時間半熟睡でき、頭痛なし。 肩こりなし。の素晴らしい結果です。

 
今回は、枕の柔らかさが問題だったようですが、硬さについては、敷き布団も同じ問題がありますね。

腰痛でいつも悩んでる方は、柔らかい布団に寝ている場合が多いようです。

一晩中、それこそ寝返りもうたず、身体を沈み込ませた同じ姿勢で寝るわけですから、

昼間に出来たコリや身体の偏りの矯正ができないわけですね。

それが毎日続くと、腰痛が起こるわけです。

肩の凝りもそうですが、睡眠中に、『ストレスなく、抵抗なく、寝返りがうてること』が大事なんですね。


●家庭でも簡単にできる、肩こり解消枕の作り方。  

今回は、親切なことに、山田朱里さんが、『肩こり解消枕の作り方』まで教えてくれています。

では、簡単に書いておきます。

まず、硬めの(使い込んで硬くなった)座布団とタオルケットを用意。

布団のいつも枕を置くところに、座布団を敷く。

座布団の上に同じ大きさのタオルケットを敷く。(そのとき、座布団とタオルケットの角を垂直に。)

必ず肩口まで枕を当てて、寝てみる。

次に、腕を胸の前で組んで、リラックス。

横向きに寝返りをうってみる。

横に寝た状態で全身の力を抜いた時に、顔の中心線と、身体の中心線が平行になるように、タオルケットの厚みを調整。

『顔の中心線と、身体の中心線が平行になる』のが理想の枕です。

※必ずいつも寝ている布団で試すようにして下さいね。


        【2008年6月8日放送】

      『肩こりの悩む人たちを救いたい』
 
     山田朱織    ナビゲーター:田中有紀美


       【山田朱織さんのマイゴール】

   『日本人1億2777万人、首を救う 肩こり撲滅、枕革命』


  近くの方は行かれてみてはどうでしょう?「16号整形外科」

3Mix-MP療法で、歯科治療に取り組む宅重豊彦さん。

夢の扉〜NEXT DOOR〜、今回は、3Mix-MP療法に取り組む宮城県・仙台市に住む歯科医、宅重豊彦さんのドキュメンタリーです。

歯の新しい治療法として今脚光を浴びている3Mix-MP療法。

3Mix-MP法とは、簡単に言えば『今ある歯をできるだけ残す治療法』です。

それは、今までの歯科治療(痛い・歯を削る・歯を抜く)を根底から覆すような治療法ですね。


そうですね。3Mix-MP法の最大のメリットは、今までの歯科治療では考える事ができなかった治療方法で、今まで不可能だった治療が可能になることです。


歯科治療といって真っ先に思い描くのは、あの歯科治療特有の歯を削る音と臭い、それに激しい痛みではないでしょうか?

あの治療が嫌で、歯の治療を後回しにして、どんどん歯の状態を悪化させ、もうこれ以上我慢できないというギリギリの状態でやっと歯医者に行き、最悪歯を抜かれるということはよくある話ですね。

ところが、3Mix-MP法で治療を受けると、今までの治療では完全に抜かなければいけなかった歯の神経を残したり、抜歯しか考えられなかった歯を残したりすることができるようです。


3Mix-MP法とは、口内を無菌状態にする抗生物質による歯科治療で、抗生物質を直接病巣部の歯に埋め込み、歯の中だけで抗生物質が広がり歯の中でばい菌を殺す方法ですね。

むし歯菌を殺して、患者の自己治癒力・自然治癒力に期待する療法です。

つまり、再生可能な象牙質の再石灰化を期待するという、驚くべき治療法です。


『抜歯は歯科医の敗北』と考える宅重豊彦さん。 できるだけ、今ある歯を、残す・再生させるための治療法です。

もちろん、抗生物質を歯の病巣部に乗せるだけですので、今までの歯科治療の痛みなどからは完全に解放されます。


そして何より、この3Mix-MP法の優れた点は、『自分の歯を抜かずに残せる』ということです。

いくら差し歯や入れ歯の技術が進んでも、やはり食事は自分の歯で摂るのが一番美味しく食べる事ができますね。

今までの治療でしたら簡単に抜いていた歯を、3Mix-MP法では、残せる可能性が高いということですので、自分の歯がいつまでも使え、毎日の食事がいつまでも楽しめますね。


あなたの痛んでいる歯も、この3Mix-MP法で完全に再生できるかもしれませんね・・・。


3Mix-MP法を完全にマスターして施術できる歯科医はまだ少ないようですが、一日でも早く、全国の歯科医が3Mix-MP療法をマスターできる事を願います。

と、個人的には思うのですが、3Mix法と、3Mix-MP法の違いだとか、3Mix-MP法で治療効果が上がる歯の状態・効果がない歯の状態だとか、色々細かな点で、疑問点、問題点もあるようです。

あなたがもし3Mix-MP法で歯の治療を受けてみたいと思うのでしたら、より詳しく調べてみる必要があるかも知れません・・・。



        2008年5月11日放送

  『痛くない歯科治療を全国に広げていきたい』
 
宅重豊彦ナビゲーター:松田洋昌(ハイキング・ウォーキング)


       【宅重豊彦さんのマイゴール】
『2018年までには誰もが安心して歯の治療を受けられるようにしたい 』


─────────────
3Mix-MP法(スリーミックス-エムピーほう)は、う蝕の治療法の一つである。

病巣無菌化組織修復療法や病巣無菌化組織修復療法3Mix-MP療法、3Mix-MP療法などとも呼ばれる。

細菌を殺す三種の抗菌剤(3Mix)とマクロゴール(M)・プロピレングリコール(P)の軟膏を混合することからこの名がついた。

新潟大学教授の星野悦郎の研究によって病巣の無菌化が成功し、宮城県仙台市の歯科医師である宅重豊彦が確立した、とされている。

3Mix法の開発者である岩久正明は、自身の講演を聴いた宅重豊彦が、3Mixを混ぜる材料MPの名前を付けて開発者と称しているのみであると主張している。

同様の治療コンセプト(病巣無菌化組織修復療法)を持つ治療法としてはヒールオゾンがある。3Mix-MP法が薬物で殺菌無菌化を行うのに対し、ヒールオゾンはオゾンにより行う。

現在までに安全性、有効性等は確かめられていない[1]。
─────────────

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用。














ドクターヘリでの救急救命。岩崎安博さん。

夢の扉〜NEXT DOOR〜

今回は、ドクターヘリに乗り込み、 ヘリコプター救急に取り組む、和歌山県立医科大学附属病院勤務の医師、岩崎安博さんのドキュメンタリーです。


『助けられる命は必ず助ける!!』の信念のもと、ドクターヘリに乗り込み、救急活動にまい進している岩崎安博さん。


岩崎安博さんの役目は、一分・一秒でも早く救急要請のあった現場に出向き、患者さんの命を救う事。


多くの山々が連なる山岳地帯。自動車での走行はもの凄く時間がかかります。そこで、ドクターヘリの出番です。

例えば、20Kmの距離。ドクターヘリで向かえば、約7分でつきますが、曲がりくねった道を通っていくと40分もかかります。


大きな事故になればなるほど、事故現場に到着する時間は緊急性を要しますね、

ドクターヘリで素早く事故対応ができるということは、それだけ、事故による死者も減ることを意味します。


ドクターヘリが必要な山岳地帯ですが、一方では、ヘリの着陸場所を確保するのが難しいという側面もあります。

と言っても、和歌山県では、現在、ドクターヘリのヘリポートは25ヶ所。学校のグラウンド・空き地など、ヘリポート代わりになる場所は372ヶ所確保していますが・・・。


それでも、ヘリコプターの降りる場所がない、車もたどり着けない、そんな時には、防災ヘリの登場です。

ドクターヘリ勤務経験者が乗り込む防災ヘリ。

医師が直接、ケーブル降下装置(ホイスト装置)を使って、空中から現場に降下して応急処置をほどこします。


防災ヘリは、和歌山県独自のシステムのようで、和歌山は、ドクターヘリと防災ヘリで、万全の救急体制をとっているんですね。


完全な山岳地帯に限らず、どの県でも、道路が未整備で救急車が素早く着き難い地域はあることでしょう。

ドクターヘリの場合は、基本的には救急車と連携をしているため、救急車は現場に着いていますが、場合によっては、救急車抜きでも、ヘリコプター救急を行っているのではないかと思います。


救命救急センターが3つしかなく、しかも全て海沿いにあるという和歌山。

今後も、ドクターヘリ・防災ヘリの出番は、多くなっていく事でしょう。


全国でもドクターヘリは現在14機しかないそうです。僻地に住む人にとっては頼りになるドクターヘリですので、今後広まっていくと思いますが・・・


jaf がドクターヘリ構想を持っているそうですが、内容はどんなものなんでしょうか?

今後の jaf の動きも注目されます。


      【岩崎安博さんのマイゴール】

『自分がリタイアする前に、防ぎ得た死をヘリコプターによってゼロにしたい。』

        
         2008年4月27日放送

  『危険な山岳地帯での救急システムを成功させたい』
 
  岩崎安博         ナビゲーター:遠藤みずき



フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用。

ドクターヘリとは、1970年にドイツで誕生した医師がヘリコプターで患者の元へ向かうシステム。

日本の場合厚生労働省と該当する県からの補助を得て運用する救命救急センター補助事業である。

単に医療機材を搭載して患者を搬送するヘリコプターではない。

急患の迅速な搬送という目的もあるが、第一の目的は、重篤な患者が発生した場所に医師と看護師をいち早く派遣し、初期治療を開始することにある。

ヘリの運航は民間のヘリ運航会社に委託している。


現在、ドクターヘリ運用を行っている医療機関(カッコ内は病院所在地)

手稲渓仁会病院(北海道札幌市手稲区)
日本医科大学千葉北総病院(千葉県印旛郡印旛村)
東海大学医学部附属病院高度救命救急センター
(神奈川県伊勢原市)
JA長野厚生連佐久総合病院(長野県佐久市)
順天堂大学医学部附属静岡病院(静岡県伊豆の国市)
聖隷三方原病院救命救急センター(静岡県浜松市)
愛知医科大学附属病院(愛知県愛知郡長久手町)
大阪大学医学部附属病院(大阪府吹田市)
和歌山県立医科大学附属病院(和歌山県和歌山市)
川崎医科大学附属病院(岡山県倉敷市)
久留米大学病院高度救命救急センター(福岡県久留米市)
独立行政法人国立病院機構長崎医療センター(長崎県大村市)
埼玉医科大学総合医療センター高度救命救急センター
(埼玉県川越市)
福島県立医科大学附属病院(福島県福島市)
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