創業2年目で、日本の電動バイク市場のシェアトップとなった、テラモーターズ



創業2年目で、日本の電動バイク市場のシェアトップとなった、テラモーターズ。

四畳半の本社で経営の指揮をとるのは、徳重徹社長、43歳。



テラモーターズの最大の特徴は、大手メーカーにはマネのできない生産方法の「水平分業」


「水平分業」とは、

企業がコンセプトを決め製造を他社に委託する生産方法で、パソコンを組み立てるようにバイクを製造する事が可能です。



国内に工場はなく、
各国のメーカーから最適なパーツを取り寄せて、海外の工場で組み立てています。


一番の特徴は生産期間で、製品完成までには、なんと既存の企業の4分の1で可能です。



大手の生産方式の、開発・生産のすべてを受け持つ「垂直統合」と比較して、

低コストで、市場のニーズに合わせたスピード感のある生産が可能となります。



テラモーターズ、

空気を汚さないという電動バイクの一番の強みで、今後はアジア市場に打って出る方針で、

現在マニラではサイドカー付きタクシーのトライシクルの電動化を試みていて試作車も完成し海を渡っています。



○テラモーターズ製電動バイク、値段も手頃ですね。
何件か見ましたが、ここが一番いいと思います。




紙ゴミからガソリンの代替燃料のバイオエタノールを作ることに成功した山田一雄さん



夢の扉プラス、今回は、各所に働きかけ紙ゴミからガソリンの代替燃料のバイオエタノールを作ることに成功した、京都市役所職員・山田一男さんを取り上げています。



山田さんは、ゴミ処理一筋27年の公務員で京都市役所でもゴミの専門家として知られています。

そんな山田さんが目指すのが『ゴミから燃料を作る』という究極のリサイクル。



現在バイオエタノールはトウモロコシやサトウキビから作られていますが、山田さんは、そのバイオエタノールを「紙ゴミから作ることはできないか」と思いつき取り組んできて今実現に向けて進んでいます。



京都市、いや、全国の都市の『都市油田化プロジェクト』、それを実現すべく、

環境省補助金交付事業として、都市油田発掘プロジェクト実証試験プラントが現在西京区の山の中に完成。山田さんはここの現場責任者です。



京都市の回収ゴミは年間約50万トンもあり、この回収ゴミから生産できるバイオエタノールは計算上約2400万リットルとなり、ガソリンに換算すると約50万台の車を満タンにできるようです。



日立造船の技術協力を得てバイオエタノールを作る実験が始まりましたが、『発酵』という壁に突き当たります。


紙ゴミをいかに発酵させてバイオエタノールにするかが一番の肝ですが、ゴミ発酵の際に不可欠な酵母菌がありませんでした。


生ごみと一緒に収集された紙ゴミには細菌がいっぱいという悪条件のため酵母菌が生きにくく、

この過酷な環境に耐えられる酵母は存在しなかったのです。


山田さんは熊本大学 発酵学の権威:木田健次教授にスペシャル酵母の開発を依頼、


山田さんの熱意に感銘を受けた木田教授は研究を重ね、2年後ついに新たなスペシャル酵母を開発しました。

それはゴミの中にあるあらゆる細菌に負けないタフな酵母です。


スペシャル酵母は凝集性があり一つにまとまりやすいため回収がしやすく何度も再利用ができる優れ物です。


都市油田発掘プロジェクト実証試験プラントで熊本大学・木田教授も参加しバイオエタノール生成実験が開始されました。


紙分別装置から始まり、脱水機、反応槽と作業し抽出した紙ゴミパルプに酵母と酵素を投入し発酵させます。


蒸留塔で加熱し、気化したバイオエタノールを取り出すとウイスキーの香りがし、実験結果は大成功です。



生ゴミから出来たバイオエタノール、今、京都の世界遺産の二条城をライトアップする灯籠の燃料として使われています。


ゴミを燃料に走る車が登場する映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の世界、それが現実のものになるのは意外と近いかも知れません・・・。



オーランチオキトリウム研究の第一人者、渡邉信さん。


オーランチオキトリウム、私がこれを知ったのは、テレビ番組『たかじんのそこまで言って委員会』で、パネラーの勝谷誠彦氏が、「オーランチオキトリウム」、「オーランチオキトリウム」と連呼していたのを聞いたのが最初ですね。

その時は、たかじんのそこまで言って委員会の他のパネラーの三宅久之、田嶋陽子、桂ざこば、宮崎哲弥氏などは半ば呆れ顔でその話を聞いていましたが・・・


石油を作り出す藻『オーランチオキトリウム』、

最近では、小学館『ビッグコミック』誌でさいとう・たかを氏が連載している『ゴルゴ13』(ゴルゴサーティーン)でも取り上げられるなど、その名はかなり知られるようになってきましたね。



今回の夢の扉プラスでは、5月29日の放送に続き藻のスペシャリスト筑波大学の藻類学者・渡邉信氏を取り上げています。

オーランチオキトリウムの特徴は、炭化水素を生成して、石油に非常に近いオイルを生産することです。

オーランチオキトリウムが作り出す油は、石油と同じように燃焼させることもできますし、合成樹脂製品の材料にも使えます。



オーランチオキトリウムのように炭化水素を生成する藻で有名なのはボトリオコッカスですが両者には大きな違いがあります。

ボトリオコッカスは光合成をする藻ですが、オーランチオキトリウムは有機物を食べて炭化水素を作り出す藻で、その生産能力はボトリオコッカスの10倍以上と言われています。


アメリカでは数兆円の開発予算をかけて藻から石油を作り出す研究を行なっていて、数年前にはジェット機の燃料にも使用されていますが、アメリカで研究しているのが、光合成する藻です。



オーランチオキトリウムの株は実は東京湾にもあるそうですが、渡邉教授が沖縄で発見した株が特に優れていて大きな注目を集めています。


現在世界各国から渡邉教授の元に資金援助を含め共同研究の引き合いが多数来ていますが、全て断っているようです。


『日本を産油国に!!』の思いの渡邉教授、日本による300兆の市場の確保に向けて、オーランチオキトリウムによる油生産の一日も早い実用化を目指しています。



オーランチオキトリウムによる油生産の今後の課題は、藻の大量生産と生産した藻の濃縮収穫、収穫した藻の効率的な抽出ですが、渡邉教授はこれらの課題を産業界と手を組みクリアーしようとしています。


2011年3月に、渡邉教授らが発起人となり、『藻類産業創成コンソーシアム』が設立されました。
微細藻類を利用するバイオ燃料生産実用化を目指して、筑波大学と日本の企業40社以上が結集したものです。

『藻類産業創成コンソーシアム』設立により渡邉教授の研究に弾みがつくことは間違いありません。



バッグの中にいつも藻を入れる容器のポリ瓶を携帯していた渡邉氏、デイトの時も新婚旅行にも持っていくほど徹底していたようです。

奥さんの扶養家族になるほど藻の研究に邁進してきた渡邉氏、『日本を産油国に!!』、その思いが実現する日が来ることを願います。


おからエタノール開発者の長島磯五郎さん。

夢の扉〜NEXT DOOR〜、

今回は、バイオエタノールの研究者、長島磯五郎さんのドキュメンタリーです。


ガソリンの代わりの燃料として注目を浴びているバイオエタノールですが、実は、大きな欠点があります。

バイオエタノールの欠点とは、

とうもろこしやサトウキビなどを原料として、バイオエタノールを作ることによって、それらの食料が人の口に入らなくなること、

そして、それらの食品不足につけ込んだ投機が増え、より、とうもろこしやサトウキビなどの値段が上昇する事・・・。

つまり、エタノール燃料はできるものの、燃料を作れば作るほど食糧不足を招く結果になります。


そんな、バイオエタノール製造での問題点を全て解消し、加えて産業廃棄物削減もできるという、

一石二鳥のやり方を開発したのが、リサイクルのエキスパートとも呼ばれている長島磯五郎さん。


長島磯五郎さんがエタノールを作る原料とは、その材料を使っても食料価格を絶対に上げない、『おから』です。


豆腐作りの過程でどうしても出来てしまう、おから。

年間80万トン産出され、実際に、『卯の花』として食べられているのは、一割に過ぎません。

残りの九割は全て産業廃棄物として処理されているんです。


では、おからからエタノールを作る方法です。

まず、おからと水、そして苛性ソーダを一緒に混ぜ、90℃に加熱し、約1時間30分煮込みます。

煮込む事によって、繊維をアミノ酸と糖に分解します。

そこに、酵母としてイースト菌をを入れます。

イースト菌は、アミノ酸を餌に増殖し、糖を食べる事によって発酵し、エタノールをつくり出します。

およそ、5ヶ月でエタノールが出来るようです。


この、おからからエタノールを作るときの欠点は、多くの量が出来ない事。

この欠点の解消のために、もう一つのゴミを利用します。

それは、ジャガイモの皮。ジャガイモの皮は、

糖をたくさん含んでいるため、おからエタノール製造の欠点を充分に補います。

それに、ジャガイモの皮も、年間20万トン捨てている、れっきとした産業廃棄物なので、最適です。


2008年3月にエタノール製造プラントを立ち上げた長島磯五郎さん、現在実用化に向けて着々と準備中です。


夢の扉〜NEXT DOOR〜の番組内では、実際に、おからエタノールのみで車を走らせる実験を行い、見事成功しています。


おからエタノールは、有害物質のハイドロカーボンをほとんど排出しないため、全く排気ガスの臭いがしないようです。

走行性も全く問題なし。


ちなみに、静岡県庁でこのオカラエタノールが採用され、2008年秋から実際に使用されるようです。

        静岡油化工業株式会社
         

  【夢の扉〜NEXT DOOR〜2008年7月20日放送】

   『化石燃料に代わる燃料を作り出していきたい。』

ドリームメーカー/長島磯五郎  ナビゲーター/遠山景織子


【長島磯五郎さんのマイゴール】

『2015年までに、ゴミから作る燃料を日本全国に広め、地球温暖化防止に役立てたい。』


エコカー

バイオディーゼル燃料の普及にガソリンスタンドの経営者が奮闘するなかで、日本の自動車メーカーもエコカーの開発に余念が無いようです。


トヨタの「レクサス」ハイブリッド、ホンダの小型のハイブリッド・スポーツカー「CR-Z」、マツダの水素でもガソリンでも走れるハイブリッドカー「プレマシー」、

三菱自動車のコンパクト電気自動車「アイミーブ スポーツ」とクリーンディーゼル・エンジン搭載の「ミツビシ コンセプト‐ZT」など・・・

各自動車メーカーもエコカーの開発に力を入れています。



エコカーといえば、

日産自動車と仏ルノーは、モーターで走る電気自動車(EV)を2011年からイスラエルで一般向けに販売するようですね。


電気自動車は二酸化炭素を全く排出しない理想的なエコカーですので、各自動車メーカーも今後電気自動車発売に踏み切るでしょうね。



タクシー業界でも、東京エムケイが、2月からメルセデス・ベンツ製のディーゼル乗用車10台を営業車両として導入するようです。


かってというか、今でもディーゼル車に対するイメージはあまりいいものではありませんよね。


ディーゼル車というと必ず思い浮かぶのが、黒煙と特有の排気ガスの臭い。


「絶対にディーゼル車の後ろは走らない」と決めている奴を私は知っていますが、

それほどディーゼル車は嫌われ者でした。


ところが、最近はディーゼル車が環境に優しいというので見直されているようです。


東京エムケイタクシーがメルセデス・ベンツ製のディーゼル乗用車の導入を決めたのも、

「快適で環境に優しい、ハイグレード・エコタクシー」を謳うことが可能だからということらしいですので・・・。



以前は嫌われ物のディーゼル車ですが、

近年の排ガス浄化装置の進歩に加え、ガソリン車より断然燃費が良く、温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出量が少ない点が大いに見直され、

最近では、エコカーとして注目が集まっているようです。


CO2削減という面からディーゼル車を「グリーンカー」と思うユーザーは着実に増えていて、ディーゼル車に対するネガティブなイメージは急速に改善されつつあるようです。



いつまで続くかわからないガソリン高の影響も加わり、今後ますますディーゼル車への期待は高まるのではないでしょうか。

バイオディーゼル燃料推進を目指すガソリンスタンド

バイオ燃料が地球温暖化対策として最近注目を浴びていますね。

残念ながらテロ予告により中止されたパリダカールラリー。

そこでも日本人選手片山右京氏がBDF(バイオジーゼル燃料)の普及の一環として、

家庭用廃油を利用したBDF(バイオジーゼル燃料)で走行する予定を立てていましたし・・・。



夢の扉〜NEXT DOOR〜

今回はあるガソリンスタンド経営者のバイオディーゼル燃料への取り組みを取り上げていました。

琵琶湖を有する滋賀県。

一時期琵琶湖の水質汚染が問題化され、汚染解消のために洗剤の見直しなど様々な対策を講じて、今では琵琶湖の水質汚染を見事に解消した滋賀県。


その滋賀県にあるガソリンスタンドの経営者青山裕史さんが取り組んでいるのが、バイオディーゼル燃料です。


家庭からでる天ぷら油からバイオディーゼル燃料を作る装置を自ら開発し、バイオディーゼル燃料の普及に努めています。



バイオディーゼル燃料。

今では、走行性や燃費が軽油と変わらないものが出来るようになったようです。


というか、

植物性廃油から出来るバイオディーゼル燃料には硫黄成分が含まれていないために、

軽油を使ったときの大きな欠点である黒煙が全くでず、より優れたものになっているようですね。



植物油を使ったバイオディーゼル燃料の作り方は、

天ぷら油の廃油の不純物を取り除き、それを精製するんです。

6日間かけて粘度を下げ、メタノールと水酸化カリウムで分離をし作られています。



青山裕史さんの「廃油をバイオディーゼル燃料へ」という、地域に対する働きかけは今大きく実を結びつつあります。


家庭用廃油集積書が地域に設置されたり、黒猫ヤマトでバイオディーゼル燃料使用を始めたり、


北海道の路線バスに家庭用廃油集積箱が設置されたり、
滋賀県から全国的な広がりを見せています。


すぐ近くの彦根市でも清掃車に全てバイオディーゼル燃料を使用すべく動き出しています。

もちろん、廃油回収箱の設置も積極的に行っていますね。


使用済みのぷら油という、今まで捨てられていたものから新しい燃料を作り出すのですから、

バイオディーゼル燃料使用推進の動きは素晴らしいものがありますね。


資源の地域循環という青山裕史さんの目標が加速度的に実現しつつあるようです。


         
【青山裕史さんのマイゴール】

『天ぷら油から車の燃料をつくりガソリンスタンドをまちのエコロジーステーションにしたい 』



夢の扉〜NEXT DOOR〜  2008年1月27日放送

『天ぷら油を燃料に変えて、環境問題を改善していきたい』
 
青山裕史          ドリームナビゲーター:田中律子


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