腕の不自由な人の手や腕の替わりになる福祉用のロボットアーム『ラピューダ』を発明した尹祐根 (ユン・ウグン)さん




夢の扉プラス、今回は、全国で約60万人いる腕の不自由な人の手や腕の替わりになる福祉用のロボットアーム『ラピューダ』を発明した、産業技術総合研究所/ライフロボティクスの尹祐根 (ユン・ウグン)さんを取り上げています。



ユン・ウグンさんは、論文を書いて可能であることを示すだけの研究者の枠を越えて、実際に製品化へという厳しい道を歩き始めています。


「ロボットがマスターになってはいけない、あくまでも人が主人公であるべき」という信念に基づいて・・・。



今年11月に開かれた、国際ロボット展で称賛された世界初の技術があります。

それは、ユン・ウグンさんが開発した最先端の福祉用ロボットアーム『ラピューダ』です。



ラピューダは、つかむ、持ち上げる、ひねる、といった、人の腕、ひじ、手首の複雑な動きを再現出来るロボットアームで、

ユン・ウグンさんの『腕の不自由な方が、介護の手を借りずに自分のペースで様々なことができるよう支援しよう』との思いで実用化を目指して開発が進んでいます。




ユン・ウグンさんは元々ロボット工学のエリートで、大学院時代は人工衛星のロボットアームを、

産業技術総合研究所に入ってからは原発のメンテナンス用ロボットのアームを手がけ、

福祉用ロボットアームの研究を担当することになりました。



そして、軽くてコンパクトなハイテクアームの開発を始め今年4月肘のないアームの試作機が完成したが、

重さが15キロとなったため、「障害者の我慢を1%でも減らしたい」とチームは再び軽量化に取り組みました。



最初の試作機よりコンパクトになり、重さは8キロを達成、今年11月に東京ビッグサイトで行われた、国際ロボット展に出品し賞賛を浴びました。


福祉用ロボットアーム『ラピューダ』、一日も早い実用化が望まれています。


| 介護

京都で、バリアフリー専門の旅行会社『旅のお手伝い 楽楽』を立ち上げた、佐野恵一さん。

夢の扉〜NEXT DOOR〜 今回は、京都でバリアフリー専門の旅行会社『旅のお手伝い 楽楽』を立ち上げた、同志社大学の大学院生でもある佐野恵一さんのドキュメンタリーです。


佐野恵一さんが経営するバリアフリー専門の旅行会社『旅のお手伝い 楽楽』のコンセプトは、『行けるところではなく、行きたいところへ』です。


京都は世界中から年間5000万人が訪れるというほどの観光地ですが、歴史的建造物や重要文化財や国宝の宝庫で、それゆえにバリアフリーが一番困難な都市。

その京都であえて車椅子でのバリアフリー専門の旅行会社を立ち上げたのが佐野恵一さんです。


『旅のお手伝い 楽楽』は、要介護者を全面サポートするのが一番の特徴で、介助が必要な方に対し、ヘルパー付きのバリアフリー旅行を行っています。

自身もホームヘルパー2級の資格を持つ佐野さん、自ら積極的に旅行添乗員としてに飛び出しています。


『旅のお手伝い 楽楽』の旅行の大きな特徴は、車椅子での旅行者と連れの旅行者が全く同じ旅行を楽しめるというところにあります。

つまり、今までは介助者が必要だった車椅子の人を含む旅行が、全く介助の必要なし・心配なしで出来るということです。

『旅のお手伝い 楽楽』の添乗員が即介助員なので、車椅子の人も気兼ねなく、連れの旅行者も気を使うことなく、心から旅行を満喫できるのです。


何しろ、バリアフリー専門の旅行会社ですから、『旅のお手伝い 楽楽』の添乗員も旅行添乗を重ねれば重ねるほど、身体が不自由な旅行者への心配りが増していくはずです。

それらが実績となって積み重なり、よりバリアフリー専門旅行会社『旅のお手伝い 楽楽』の名が上がっていくことでしょう。

身体が不自由な旅行好きの方、自由気ままな旅がしたい方に教えてあげたい旅行会社ですね。


  【夢の扉〜NEXT DOOR〜 2009年10月11日放送】
    『バリアフリー社会を確立していきたい』
        ドリームメーカー/佐野恵一


        【佐野恵一さんのマイゴール】
  『2015年までに誰もが気軽に外出できる社会を作りたい』



| 介護

スウェーデン式ノウハウで認知症患者と家族を苦しみから救いたい。

認知症の患者さんは、現在日本で160万人から170万人存在すると言われており、2015年にはその数も250万人に達するだろうと予想されています。認知症の患者さん達の内の64パーセントが自宅介護という現実があり、認知症の患者さん自体にも、看護をするその家族にもかなりの負担がかかっています。そんな認知症にかかっている患者さんや、家族、介護施設の負担を出来るだけ少なくし、『たとえ認知症にかかっても快適な暮らしが出来る日本』を目指して頑張っている人がいます。その人の名は、グスタフ・ストランデルさん。福祉先進国、そして認知症介護先進国のスウェーデンからやってきて、今日本に骨をうずめる覚悟で活動しています。認知症患者のためのスウェーデンの優れた福祉機器の紹介や素晴らしい介護ケア 『タクティールケア』を日本に広め根ずかせるために頑張っているんですね。100年以上前から高齢化社会を迎えているスウェーデン、現在は5人に1人が65歳以上ですが、そこには、優れた介護技術システムや、介護機器があります。それらスウェーデンの介護に関する全てを余すことなく日本に伝え、広めるために・・・。



認知症介護用福祉機器としては、写真を押すだけでその人の留守録が聞ける『顔写真つき留守番電話』、写真を押すだけでその人にかけることが出来る『顔写真ダイヤル電話』、大きくて扱いやすくイラストを押すだけで操作できる『大文字イラストつきリモコン』、寝起きにベッドから降りるだけで午前何時とか、午後何時とかをはっきり声で教えてくれる『音声案内つきベッドサイド時計』、時間経過が一目瞭然でわかり、その時間にするべきことも表示できる『時間掲示つきホワイトボード』、薬を飲む時間になると、一回分だけ出てくる『飲みすぎ飲み忘れ防止ピルケース』などが紹介されましたね。全てが認知症患者さんのために心配りをして作られた使いやすいものですね。



そして認知症患者さんに快適に過ごして頂く為の、そして同時に介護する方にとってもありがたい、もう一つの大きな柱介護ケアは、『タクティールケア』ですね。『タクティールケア』は、認知症患者さんに安心感を与え、その痛みを緩和し、介護者と患者さんとの信頼関係を深める事が出来る優れたケアです。『タクティールケア』の基本は、『患者さんに触れる事』です。基本的には全身を、特に手や足、そして背中などを服の上から、手などはオリーブオイルを塗って優しくマッサージします。患者さんの皮膚を優しくさする事によって、絆ホルモンといわれる『オキシトシン』が誕生します。『タクティールケア』で大事な事は『もまずに優しくさする事』です。その方法で『タクティールケア』を行うと患者さんに驚くほどの変化が表われます。キツい顔をしていて人が優しく笑顔を見せるように変わっていくんですね。この『タクティールケア』を取り入れている看護施設の看護士さんも紹介されましたが、『タクティールケア』を取り入れた後は、以前と比べて看護自体も驚くほどやりやすくやったと言っていましたね。スウェーデン式介護ケア『タクティールケア』、ストランデルさんの尽力で今着実にその歩みを進め、日本全国に広がろうとしています。


     【グスタフ・ストランデルさんのマイゴール】

『2015年までに認知症になっても安心できる社会を作りたい。』
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