『デザインの力』でニューヨークの地下鉄を蘇らせた日本人工業デザイナー、宇田川信学(まさみち)さん



夢の扉プラス、

今回は、『デザインの力』でニューヨークの地下鉄を蘇らせた日本人工業デザイナー、

宇田川信学(まさみち)さんを取り上げています。



宇田川信学さんは、今年、

政治家のヒラリークリントン、歌手のマドンナ、ヤンキースのデレク・サンダーソン・ジーターと並び、

『過去25年間で、最も影響力のあるニューヨーカー100人』に選ばれました。



宇田川さんがニューヨークに対して行った貢献は、『ニューヨークの地下鉄再生』です。


暗く、汚く、危険で、犯罪の巣窟と化していたニューヨークの地下鉄を蘇らせ犯罪を減らすために

宇田川さんが行ったた方法はデザインでした。



宇田川さんは自動券売機を最初に手掛け、その成功によってオファーが続々と舞い込みます。


代表として、

オフィス家具のデザインで、

アクティブなコミュニケーションが取りやすいノルオフィスシステム家具を採用し、

これで、シカゴ・アテナウム・グッドデザイン 賞、ベスト・オブ・ネオコン・イノベーション賞を受賞。



そして、マイクロソフトIP通信機でIFプロダクトデザイン賞とIDEA銀賞、


IBMライフネッ トワーク・インフォポータルで、

IDマガジン・デザインレビュー・デザインディスティンクション賞などを受賞します。



そして、

ニューヨークで地下鉄の犯罪が後を絶たないことから宇田川さんのもとへ

車両デザインの依頼が舞い込みました。


宇田川さんが参考にしたのは『ブロークン・ウィンドウ理論』、別名『割れ窓理論』


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

割れ窓理論(われまどりろん、英: Broken Windows Theory)とは、


軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで

凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。

アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した。


「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、

やがて他の窓もまもなく全て壊される」との考え方からこの名がある。


ブロークン・ウィンドウ理論、壊れ窓理論ともいう。

                      (ウィッキーペディアより)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

宇田川さんは、落書きを無くせば犯罪を減らす助けになるのでは、と考え、

車内の暗さに目をつけます。


そして、『落書きをする気が起こらない車両』を目指しデザインすることにします。



次に、ニューヨーク地下鉄ホームのひったくりを防ぐため宇田川さんが考えたのが

『斜め下格子型ガード』で、これは、警察からのお墨付きも貰っています。



ニューヨークの地下鉄の総延長は1350キロにも及びますが、

現在、ニューヨーク地下鉄の半分は宇田川のデザインが占めています。



宇田川さんは、両親からから粘り強くやるということを学んだと言っています。


父親が子供たちに常に言い聞かせていた6つの言葉です。

「あきらめるな」 「まけるな」 「くじけるな」

「おごるな」 「いばるな」 「まじめに」 


そして今宇田川さんは、『デザインの力』で

アメリカで深刻な問題になっている『肥満』の解消を目指しています。


『よりアクティブになる環境デザイン』、どんなものになるのか見てみたいですね。


Powered by さくらのブログ
Web Analytics