スウェーデン式ノウハウで認知症患者と家族を苦しみから救いたい。

認知症の患者さんは、現在日本で160万人から170万人存在すると言われており、2015年にはその数も250万人に達するだろうと予想されています。認知症の患者さん達の内の64パーセントが自宅介護という現実があり、認知症の患者さん自体にも、看護をするその家族にもかなりの負担がかかっています。そんな認知症にかかっている患者さんや、家族、介護施設の負担を出来るだけ少なくし、『たとえ認知症にかかっても快適な暮らしが出来る日本』を目指して頑張っている人がいます。その人の名は、グスタフ・ストランデルさん。福祉先進国、そして認知症介護先進国のスウェーデンからやってきて、今日本に骨をうずめる覚悟で活動しています。認知症患者のためのスウェーデンの優れた福祉機器の紹介や素晴らしい介護ケア 『タクティールケア』を日本に広め根ずかせるために頑張っているんですね。100年以上前から高齢化社会を迎えているスウェーデン、現在は5人に1人が65歳以上ですが、そこには、優れた介護技術システムや、介護機器があります。それらスウェーデンの介護に関する全てを余すことなく日本に伝え、広めるために・・・。



認知症介護用福祉機器としては、写真を押すだけでその人の留守録が聞ける『顔写真つき留守番電話』、写真を押すだけでその人にかけることが出来る『顔写真ダイヤル電話』、大きくて扱いやすくイラストを押すだけで操作できる『大文字イラストつきリモコン』、寝起きにベッドから降りるだけで午前何時とか、午後何時とかをはっきり声で教えてくれる『音声案内つきベッドサイド時計』、時間経過が一目瞭然でわかり、その時間にするべきことも表示できる『時間掲示つきホワイトボード』、薬を飲む時間になると、一回分だけ出てくる『飲みすぎ飲み忘れ防止ピルケース』などが紹介されましたね。全てが認知症患者さんのために心配りをして作られた使いやすいものですね。



そして認知症患者さんに快適に過ごして頂く為の、そして同時に介護する方にとってもありがたい、もう一つの大きな柱介護ケアは、『タクティールケア』ですね。『タクティールケア』は、認知症患者さんに安心感を与え、その痛みを緩和し、介護者と患者さんとの信頼関係を深める事が出来る優れたケアです。『タクティールケア』の基本は、『患者さんに触れる事』です。基本的には全身を、特に手や足、そして背中などを服の上から、手などはオリーブオイルを塗って優しくマッサージします。患者さんの皮膚を優しくさする事によって、絆ホルモンといわれる『オキシトシン』が誕生します。『タクティールケア』で大事な事は『もまずに優しくさする事』です。その方法で『タクティールケア』を行うと患者さんに驚くほどの変化が表われます。キツい顔をしていて人が優しく笑顔を見せるように変わっていくんですね。この『タクティールケア』を取り入れている看護施設の看護士さんも紹介されましたが、『タクティールケア』を取り入れた後は、以前と比べて看護自体も驚くほどやりやすくやったと言っていましたね。スウェーデン式介護ケア『タクティールケア』、ストランデルさんの尽力で今着実にその歩みを進め、日本全国に広がろうとしています。


     【グスタフ・ストランデルさんのマイゴール】

『2015年までに認知症になっても安心できる社会を作りたい。』
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