盲導犬を必要としている目の不自由な人が今日本では8000人いるそうです。しかし盲導犬の現状はどうなんでしょうか?今日本で現在活躍している盲導犬は952頭(98年日本財団調べ)しかいないそうです。欧米ではかなり普及している盲導犬。でも、日本では欧米に比べ、盲導犬の供給が追いつかないという厳しい現状があります。今回の「夢の扉」は、盲導犬繁殖の専門家、諏訪義典さんのドキュメンタリーでした。諏訪義典さんは、北海道で盲導犬不足を解消するために、全力を注いでいます。諏訪はどういう方法で盲導犬不足解消をやろうとしているのか?諏訪さんの盲導犬不足解消の秘策とは、ずばり『凍結精子』です。諏訪さんは凍結精子を日本でいち早く、盲導犬に活用して人工授精にも成功しています。諏訪さんは、「犬の人工授精」という今まであまりなじみのなかったものに挑戦し大成功を収めています。
話はちょっと変わりますが、同じ犬種の犬でも、盲導犬に向いている犬と盲導犬には全く向いていない犬にはっきりと分かれるようです。諏訪さんは今、単なる『人工授精により犬の数を増やす』というレベルからより高いレベルを目指して活動しています。それは、『遺伝子レベルでの盲導犬の研究』です。つまり優秀な盲導犬のDNAを調べて、その犬が他の犬と違ったDNAを持っていることを突き止め、盲導犬向きのDNAを持った犬同士を掛け合わせより優秀な盲導犬を作っていく試みです。これですと、同じ人工授精で誕生した犬でも、盲導犬に不向きな犬の数を極端に減らす事が出来ます。つまり、より優秀な盲導犬がより多く誕生すると言う事になるわけですね。今後の、諏訪義典さんの挑戦の成果が期待されます。
【諏訪義典さんのマイゴール】
『視覚障害者が、安心して暮らせるよう、優秀な盲導犬を増やしたい。』
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