オーランチオキトリウム研究の第一人者、渡邉信さん。


オーランチオキトリウム、私がこれを知ったのは、テレビ番組『たかじんのそこまで言って委員会』で、パネラーの勝谷誠彦氏が、「オーランチオキトリウム」、「オーランチオキトリウム」と連呼していたのを聞いたのが最初ですね。

その時は、たかじんのそこまで言って委員会の他のパネラーの三宅久之、田嶋陽子、桂ざこば、宮崎哲弥氏などは半ば呆れ顔でその話を聞いていましたが・・・


石油を作り出す藻『オーランチオキトリウム』、

最近では、小学館『ビッグコミック』誌でさいとう・たかを氏が連載している『ゴルゴ13』(ゴルゴサーティーン)でも取り上げられるなど、その名はかなり知られるようになってきましたね。



今回の夢の扉プラスでは、5月29日の放送に続き藻のスペシャリスト筑波大学の藻類学者・渡邉信氏を取り上げています。

オーランチオキトリウムの特徴は、炭化水素を生成して、石油に非常に近いオイルを生産することです。

オーランチオキトリウムが作り出す油は、石油と同じように燃焼させることもできますし、合成樹脂製品の材料にも使えます。



オーランチオキトリウムのように炭化水素を生成する藻で有名なのはボトリオコッカスですが両者には大きな違いがあります。

ボトリオコッカスは光合成をする藻ですが、オーランチオキトリウムは有機物を食べて炭化水素を作り出す藻で、その生産能力はボトリオコッカスの10倍以上と言われています。


アメリカでは数兆円の開発予算をかけて藻から石油を作り出す研究を行なっていて、数年前にはジェット機の燃料にも使用されていますが、アメリカで研究しているのが、光合成する藻です。



オーランチオキトリウムの株は実は東京湾にもあるそうですが、渡邉教授が沖縄で発見した株が特に優れていて大きな注目を集めています。


現在世界各国から渡邉教授の元に資金援助を含め共同研究の引き合いが多数来ていますが、全て断っているようです。


『日本を産油国に!!』の思いの渡邉教授、日本による300兆の市場の確保に向けて、オーランチオキトリウムによる油生産の一日も早い実用化を目指しています。



オーランチオキトリウムによる油生産の今後の課題は、藻の大量生産と生産した藻の濃縮収穫、収穫した藻の効率的な抽出ですが、渡邉教授はこれらの課題を産業界と手を組みクリアーしようとしています。


2011年3月に、渡邉教授らが発起人となり、『藻類産業創成コンソーシアム』が設立されました。
微細藻類を利用するバイオ燃料生産実用化を目指して、筑波大学と日本の企業40社以上が結集したものです。

『藻類産業創成コンソーシアム』設立により渡邉教授の研究に弾みがつくことは間違いありません。



バッグの中にいつも藻を入れる容器のポリ瓶を携帯していた渡邉氏、デイトの時も新婚旅行にも持っていくほど徹底していたようです。

奥さんの扶養家族になるほど藻の研究に邁進してきた渡邉氏、『日本を産油国に!!』、その思いが実現する日が来ることを願います。


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