アクリル製巨大水槽、製造・施工で、全国に大型水族館を誕生させた黒田裕之さん

夢の扉〜NEXT DOOR〜  今回は、大型水族館誕生の秘密・アクリル製巨大水槽製造会社勤務の 黒田裕之さんのドキュメンタリーです。

黒田さんが勤めるのは、東京都中央区にある水族館の水槽の製造・施工を請け負う会社の『菱晃』。

1967年に世界初のアクリル水槽を製造、施工したのが『菱晃』で、上野動物園で使われています。


上野動物園のほかにも、1989年葛西臨海水族園のドーナツ型水槽。1990年海遊館の太平洋水槽、2003年旭川市旭山動物園のあざらし館の水槽にもアクリル水槽が使われています。


水族館の水槽は以前は板ガラスが使われていましたが、現在はアクリル製の水槽に変わってきています。

板ガラス水槽とアクリル製水槽の一番の違いは、『加工が加えやすいかどうか』。


ドーナツ型水槽でもわかるように、日本のアクリル製水槽の水族館は自在な展示方法で観客を楽しませています。


そして、透過率が高いこともアクリル水槽が有利な理由です。
同じ厚さのガラスとアクリルの透過率を比較すると、アクリルの透過率が高く優れています。


黒田さんは、飽和状態にある国内の水族館から中国に目を向け、
青島極地海洋世界、青島海底世界水族館、大連水下世界水族館、大連聖亜水族館、北京海洋館、西安水族館、桂林海洋水族館を手がけてきました。

そして、7月28日には、総合テーマパーク『成都海昌極地海洋世界』がオープンしています。


日本が世界一の技術を誇る巨大水槽製作技術。他国で施工する際、素材のアクリルパネルは現地で組み立てることになりますが、その際一番問題なのが接着技術です。

アクリル接着には、暖めることによって固まる接着剤を使用していますが、中国などでは停電が頻繁に起きヒーターがとまるトラブルなどが頻発しているようです・・・。


中国で肩慣らしをしておけば、今後どこの国から巨大水槽つくりや設置を依頼されても大丈夫ですね。

近い将来、全世界の水族館で日本製のアクリル巨大水槽を見ることができるかもしれません。

   【夢の扉〜NEXT DOOR〜  2010年8月22日放送】
   『海外の水族館を日本の技術で変えて行きたい』
        ドリームメーカー/黒田裕之

        【黒田裕之さんのマイゴール】
『2020年までにアジアで50の水族館を作り水の世界の素晴らしさを知ってもらいたい』

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