好適環境水は、山本俊政先生が太古の海に着目し、開発を始め、誕生しました。

以前お伝えした、

岡山理科大学専門学校の山本俊政先生の『好適環境水』に関しての情報です。


『日本人が頭がいいのは魚を食べているから!!』ということは良く言われている事ですね。

魚には、脳や神経組織の発育、機能維持に不可欠な成分の、
ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)が含まれている為だと言うわけですが・・・


年配の方に限らず、国民全体が魚は好きで、日本人は、動物たんぱく質の4割以上を魚でとっているようです。

その魚を日本人が食べられなくなる日が近づいているということが最近よく聞かれます。

その原因は、食の魚指向が世界的に広まってきている為。

なんと、漁獲量は、はこの50年で6倍以上に激増しています。


以前(2006年)、アメリカの科学誌サイエンスが、

『このままでは、およそ40年後に全ての天然の魚が全滅のおそれあり』と、衝撃的な予測を発表しましたが、その予測が現実的なものになりつつあるようです。


今後の魚食料危機が叫ばれる中、
魚不足の切り札として期待されているのが、『好適環境水』


『好適環境水』は、以前ご紹介しましたが、

岡山理科大学専門学校の山本俊政先生が開発している、『海水でもない淡水でもない不思議な水』ですね。


『好適環境水』の大きな特徴は、淡水魚と海水魚を一緒に飼育できる事と、水があればどこでも養殖可能な事。

実際に、山本先生は、海から30キロも離れた山の中で、トラフグやヒラメ、タイの稚魚を水槽で育て、鍋の季節に出荷しようとしています。


養殖の一番の問題点は、養殖密度が高くなる事などによる病気の発生で、その病気予防のために、劇薬を使用する事。

しかしこの、好適環境水ならその問題が解決できるようです。

何やら、『自然界では、病原体は海水型と淡水型のどちらかに分かれていますが、

好適環境水は、人工的に作られた自然界にはないものなので、病原体が死んで病気が治ってしまうので、薬に頼らない養殖が可能』なのだとか・・・。

つまり、現在行われている養殖のように、魚の餌の中に薬を混ぜる必要も無くなるという訳ですね。


あと、海での養殖では網に貝類が付着しないように・つまりは網の使用年数を長く保つために、網自体に薬が使ってあり、

網に使用してある薬が養殖されている魚や海に与える危険性も問題になっていますが、その危険な薬も使う必要が無いというわけですね。


環境悪化による海洋汚染のため、このまま海での養殖を続けていくのは限界に近づいている事も確かなようです。


山本先生は、太古の海に着目し、『好適環境水』の開発を始めたようです。

海水魚と淡水魚は、進化をさかのぼればどちらも祖先は太古の海で生きていたはず。

太古の海は、いまほど塩辛くなく単純な成分だったために、浸透圧の調整も必要なかったと考えられます。


そこで山本先生は。現在の海水に含まれる60の成分の中から、魚にとって本当に必要な成分は「カリウム」「ナトリウム」、その他数種類の成分だけということをつきとめました。

そしてこの水の中でなら、海水魚も淡水魚も一緒に養殖でき、

養殖される魚も、浸透圧の調整の必要がないので、エネルギーが少なくて済み、その分成長が速くなるという利点もあります。


また、好適環境水の養殖なら、人工海水養殖に比べ60分の1のコストで済むようですので、養殖を始めやすいですね。


現在、好適環境水の養殖魚として、トラフグ、ヒラメ、タイが出荷され、次のターゲットは、ハマチとシマアジ、そしてその先はマグロと・・・


陸上養殖が難しいとされる回遊魚を山で育てるのが山本先生の夢。


好適環境水で養殖されたマグロが世界の食卓に上るのはそう遠い日ではないかも知れませんね・・・。
















この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/17606487

この記事へのトラックバック
Powered by さくらのブログ
Web Analytics