『子供の家庭で起こる事故死をなくしたい』山中龍宏    

夢の扉〜NEXT DOOR〜、今回は子供を持つお母さんにとって貴重な内容ですね。

子供にとって様々な事故というものは避けようがないようにも思えます。

子供が大きくなった時によくお母さんがいう言葉に、「あなたはあの時本当に危なかったんだから!死にかけていたのよ」というものがあります。

こんな、危なく死にかけた事故の話を成人した後に聞くと、笑い話で終わりますが、子供は成長する過程で、誰でも一回は死に至る事故に遭うそうです。


毎年のように聞かれる子供の事故死。小さな子供が多くの時間を過ごす家庭はもちろん、公園などの遊び場など、そんな場所での『子供の不慮の事故』が繰り返し起こっています。


今までに起こった子供の事故を、その時だけのことに終わらせずに、きちんと事故の起こった状況などを詳しく聞きだし、事故のデータ−を取り、予防策を立てているのが、緑園こどもクリニックの院長の山中龍宏先生です。


『子供は100パーセント誤飲をする』と山中先生は言います。

とにかく好奇心が強い子供は何でも口に入れてしまい、それが事故の原因になっているようです。

例えば、ボタン電池を誤飲して食道にひっかかり電気が流れる事故を初め、

虫除けジェルを口に、電球を砕く、クリスマス飾りを飲み込むなど、そこら辺にある物全て子供が口に運び、事故がおきる危険性があると考えた方がいいようです。


ひところ、『こんにゃくゼリーで窒息死』ということも多く聞かれましたね。危ないのはこんにゃくゼリーだけではなく、子供が飲み込むとのどに詰まるもの全てです。

『プチトマト』、『ペットボトルのふた』などは特に要注意だとか・・・。


又、特に歩き始めの子供などが炊事場のシンクの下の扉を開けて、そこにある洗剤などを飲む事も多いとか。


あと、『溺死』の危険があるのが、お風呂場とトイレ。

三頭身ぐらいで頭が重く、バランスが極端に悪い子供にとっては、少しでも水がたまっている場所は危険区域です。

ちょっとしたはずみでバランスを崩した子供は、頭から水たまりに落ちてしまい、最悪の場合は溺死に至るとか。

4ヶ月の赤ちゃんが冷却シートをつけて寝ているうちに口を覆ってしまい、窒息死するとか。

テーブルの高さが丁度子供の顔の高さで、目や額などをテーブルの角で傷つけてしまうとか。

伝い歩きの子供がテーブルクロスを引っ張って、テーブルの上に置いてあった熱いお茶を頭からかぶるとか。

炊飯器の蒸気が気になった子供が蒸気に手をかざしヤケドを負うとか。

ドアの指はさみ。これは『ちょうつがい』側が危ないようです。


アパート、マンション住まいの方にとって、子供にとって一番危険な場所は、ベランダ。

ベランダは毎年死亡例があるそうです。もちろんベランダからの転落ですね。


公園などでは、遊具に注意が必要です。

事故の多いものとしては、1、滑り台 2、ブランコ 3、鉄棒 の順。

古い公園などでは、遊具の基礎のセメントがむき出しになっている所もあり大変危険ですので、遊ばせる前に点検が必要ですね。


いやー、このように事故の起こりやすい状況を並べていてわかりますが、お母さんは本当に大変ですよね。これでは、片時も子供から目を離すことができませんね。

あまりに神経質になりすぎて育児ノイローゼになることがあるのも理解できます。


子供の事故が気になるお母さんのために山中龍宏先生が行っているのが、様々な事故現場の徹底調査、目撃者の少ない事故の徹底分析、事故の原因の追究。

これらを行って前もって予防策を講じていくことによって、8割がたの事故は予防できるようです。


番組では、実際にお母さんに集まってもらい、『家庭で考えられる不慮の事故』をシュミレーションしたVTRを見てもらっていましたが、

どんな状況で子供の事故が多いのかはっきりとわかり、お母さん方も事故対策の注意点をしっかりと知る事ができたようですね。


今までに起こった事故を参考に、『事故が起こる前に予防を!!』

まずはそんな心構えで対策を講じ、毎日生活していけば、事故の起こる危険はかなり減らせるのではないでしょうか?



      【山中龍宏さんのマイゴール】

『2020年までに、2度と同じ子供の事故が起こらないような社会システムを作る。』


2008年3月16日放送   『子供の家庭で起こる事故死をなくしたい』
 
   山中龍宏        ナビゲーター:梶原真弓


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