『99さがネット』が可能にした救急患者の病院への搬送時間短縮、そして、たらい回しゼロへ



救急車のたらい回しが全国的に問題になっていますが、今、救急患者の病院への搬送時間は全国平均39.3分で、10年前に比べて10分も延びています。

一刻を争う救急患者にとってこの10分は大きく、病院に着く前に救急車の中で命を落とす患者も多発してる現状です。


全国的に搬送時間が延びるなか、

『佐賀県では、1分の時間短縮に成功し、このシステムを導入した群馬県では、病院の「受け入れ不可」の件数が、わずか1か月で3割も減った。』

システムがあります。

そのシステムとは、佐賀県医療機関情報・救急医療情報システム“99さがネット”です。


システム考案者は、佐賀県 情報・業務改革課 主査 /円城寺雄介さんで、佐賀大学の阪本教授の協力を得て開発したものです。


“99さがネット”は、病院・診療所、消防機関などをインターネットで結び、 救急医療や医療機関の情報を知らせするとともに、医療機関相互の連携に活用するもので

専門医の待機状況を病院側がリアルタイムで入力し、救急隊員が患者の症状にあった科目を選ぶと受け入れ可能な病院が表示される仕組みになっています。


小学校の社会科の教科書にも取り組みが紹介されるなど、今このシステムは全国に普及しつつあり、総務省の片桐支援官も、搬送時間短縮の成功に期待を寄せています。


また、埼玉県と群馬県では隣接する各県の情報を共有するシステムに展開させた他、

群馬県医務課の武井さんは救急搬送システムを更に進化させ、病院検索と電話、受け入れ可否入力までをスマートフォンで行う『スマホ型救急搬送システム』を開発しています。


円城寺雄介さん考案の“99さがネット”や進化形の『スマホ型救急搬送システム』が全国に普及し、救急患者の病院への搬送時間短縮、たらい回し絶滅に繋がれば素晴らしい事ですね。


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