風速を10分の1に、そして風圧を100分の1にまで減らし、受けた風の力を利用して、発電までする「減風・発電装置」



台風時などに特に強烈に感じる風雨などの自然の脅威、雨も恐さがありますが瞬間的に吹き付ける風の恐怖は相当なものがありますね。

巨大なトラックが横転、列車が脱線、歩行者が転倒・・・と、 時に、思いも寄らない事故を引き起こします。


そんな強風を、“そよ風”へと変えてしまう、風速を10分の1に、そして風圧をなんと100分の1にまで減らし、

さらに、受けた風の力を利用して、発電までしてしまうという画期的な装置「減風・発電装置」を開発したのが東北工業大学 環境エネルギー学科 助教/野澤 壽一さんです。


この「減風・発電装置」は、東日本大震災で被災した防風林の再生を目的に開発されたものです。

「減風・発電装置」は、一見何の変哲もない四角い枠組みの風車を使って風の威力を減衰させて、強風のために育ちにくかった防風林再生を目指します。


野澤さんの地元・宮城を襲った東日本大震災。

津波により海岸線の防風林は消失し、強風にさらされた農地の作物や人々の生活にも被害が出ています。

こうした問題に、『減風装置』を活かせるのではないか―。

自然の風の脅威に対し、『減風装置』がどれだけの効果があるのかを試す大規模な実証実験が宮城で始まっています。


『減風装置』、当初は、風を弱めて防風林再生を早めるため、そして将来は減風装置自身が防風柵の役目をするため、実証実験は続きます。



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