東京オリンピックと自由視点映像、顔パス、水素エネルギー、そして音声翻訳システム


後5年後の2020年に開催される東京オリンピックに向けて日本の技術の粋が結集しようとしています。

50年前に開催された東京五輪では、海に浮かぶ首都高速道路が生まれ、夢の超特急・東海道新幹線が開通しましたが2020年に開催される東京オリンピックではどんな技術が出てくるでしょうか?


まず、メインスタジアムは、日本の技術が結集する新しいスタジアムに生まれ変わりますが、メインスタジアムで行われる競技等の映像を好きな角度から見ることができるようになります。

これは、筑波大学准教授・北原格先生研究のスポーツ中継を、視聴者が自由に視点を移動させながら観戦するシステム『自由視点映像』によるものです。

『自由視点映像』により、映像メディア鑑賞時の自分だけの『特定のシーンが見たい』という願望が実現されます。

選手の入場行進で旗手だけを見たいとか、徒競走でスタートのタイミングが見たい、自分の好きな選手だけを見ていたいとか・・・。


NEC玉川事業所ではより“顔パス”できる技術の開発が開発リーダーの今岡仁らによって進んでいます。年齢などが変わっても変化しにくい顔の特徴で人を見分けるという脳の機能を取り入れた。


鉄道と道路も大きく変化します。鉄道は羽田空港から新線が臨海部などに直結し、道路では環状2号線の建設やバスを基盤とした大量輸送システムである連結式の専用バス・BRT(バス・ラピッド・トランジット)の導入などが進みます。


そして、水素エネルギーの活用が本格化します。

九州大学伊都キャンパス、通称『水素キャンパス』では、佐々木一成教授が水素を活用したこのキャンパスで未来の社会がどう変わるかの研究が行われています。
水素スタンドを備え、水素エネルギーを使い給湯や発電を行っています。


セブンイレブンジャパンと岩谷産業が、燃料電池車(FCV)に燃料を供給する「水素ステーション併設のコンビニ」を2015年秋から出店すると発表しましたね。

まずは、東京都と愛知県刈谷市に1店ずつ出し、17年度までに大阪や福岡も含めた大都市圏を中心に20店に増やすという計画のようです。

東京オリンピックが開催される2020年には本格的な水素社会になっているかも知れません。


また、他にも、誰でもどこの国の人とも話せるよう、音声翻訳システムの開発がNICTユニバーサルコミュニケーション研究所・隅田英一郎らによって進んでいます。

何やら、オリンピック参加国・地域のすべての言語の翻訳を目指しているとか・・・。


いずれにしろ、2020年に開催される東京オリンピックを契機に日本が大きく変わることは間違いないでしょう。

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