横井浩史さん、子供用の筋電義手開発に成功。

夢の扉〜NEXT DOOR〜、今回は前回の続きになりますね。


先天性四肢障害で生まれつき右手の手首から先をなくしている、
小学1年生(7才)の大久保美来ちゃんの筋電義手開発の続きですね。


筋電義手の開発者、横井浩史さんが初めて臨む子供用の筋電義手ですが・・・

前回は、ようやく自分用の筋電義手ができたというので、
喜び一杯で東京大学の横井浩史さんのもとを訪れた大久保美来ちゃん。

いざその筋電義手をつけてみると、
『痛い、重い』と、美来ちゃんの表情が暗くなりましたね。

子供用の筋電義手を作るときの一番の問題点、それは重さ。
つまり軽量化との闘いになるようです。



最新テクノロジーを駆使した筋電義手の仕組みは、

筋肉の動きによっておこる筋電位を筋電センサーが感知し、コンピューターが解析、モーターで動かすというものですが、

筋電義手をつけるには、モーターをつけたソケットを二の腕に装着する必要があるんですね。

大人用の筋電義手は、モーターが13個ついていてその重さが1,2Kg。

美来ちゃんのために軽量化するにはモーターを減らす必要があります。しかも機能を大人用と全く同じに維持しながら。

美来ちゃんのために出来上がった筋電義手は、モーターが9個でその重さ800gでしたが、それでも重いということでした。



軽量化との闘いの末、横井浩史さんがたどり着いた結論。

それは、『五本の指を別々に動かす事をあきらめて、親指と人差し指、中指と薬指を一緒に動かす』というものでした。

これにより、モーターの数を9個から7個に減らすことができ、
重さも、800gから580gまで軽くなりました。

これで、十分とまではいかなくても一応軽量化の問題は解決。


半ば筋電義手をあきらめていた美来ちゃんも、新しいハイテク義手には大満足。

実際に装着してみると、
グー、チョキ、パーができて嬉しそうです。

美来ちゃんの最初の夢は、『給食の時にお茶碗を持って食べる事』

家で練習に練習を重ね、お茶碗を持って食べる事に成功しましたね。

お茶碗を持つことに最初は失敗の連続でしたが、その失敗さえも、美来ちゃんを初め、お父さん、お母さん、妹、みんな嬉しそうな様子が凄く印象的でした。



そして、横井浩史さんの笑顔が素晴らしかったですね。

美来ちゃんが筋電義手でお茶碗を持って食事をする為の奮闘ぶりと、見事お茶碗を持つことに成功し、ご飯を完食し喜ぶ様子をビデオで見た時の・・・


早くも美来ちゃんは次の夢の向かって進んでいっています。

それは、『ピアノを弾くこと』

美来ちゃんは今、夢に満ちた未来に大きくはばたいていますね!!


【横井浩史さんのマイゴール】

『2015年までに人の知を表現し、生活を助ける義手を作りたい。』


夢の扉〜NEXT DOOR〜  2008年2月24日放送

『ハイテク義手を一刻も早く実用化し、腕を失った人たちのための力になりたいPartII』
 
横井浩史             ナビゲーター:藤森夕子


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