金平実さん研究・開発の赤外線の侵入をコントロールする『自動調光ガラス』

夢の扉〜NEXT DOOR〜、今回は、赤外線をシャットアウトする窓ガラスを開発している独立行政法人・産業技術総合研究所・中部センターの金平実さんのドキュメンタリーです。


赤外線を通さない魔法の窓ガラス、夏場でもエアコンのいらない究極の窓ガラスの開発に邁進している金平さんは材料工学の専門家で、金平さんが開発した調光ミラーは、夏は鏡になり冬は透明になる不思議なガラスです。


現在高層ビルなどに使われている鏡様の窓ガラスは『熱線反射ガラス』といって金や銀でコーティングされたガラスですが、この熱線反射ガラスは夏場は赤外線を反射しカットして室温上昇を防ぎエコにもなるんですが、冬場にも太陽の光を反射しカットしますので室内が寒いままになるという欠点があります。


金平さんが開発した調光ミラーは、マグネシウムとニッケル合金でコーティングされた二重構造のガラスの間に水素ガスを注入して、夏場は鏡状のガラスで赤外線をカットし、冬場は透明なガラスになり赤外線を通すという優れものです。


そして今金平さんが開発研究しているのが、『水素ガスのいらないガラス』『常に透明なままで赤外線をカットできるガラス』です。温度の変化で赤外線を通したり通さなくしたりできる『自動調光ガラス』です。


自動調光ガラスは酸化バナジウムでコーティングされ、気温が高いと赤外線を反射し、気温が低くなると赤外線を通すという省エネ派、エコ派にとっては夢のガラスです。夏と冬で赤外線をコントロールできますので、『究極の窓ガラス』と言えるのではないでしょうか。


産業技術総合研究所のホームページでも、『自動調光ガラスが実現すれば、カーテンの入らない、透明で且つ季節の変化に応じ環境温度を感知して自動的に太陽光を制御できる新しい窓ガラスが創出されることとなる。

自動調光機能以外にも、高断熱、紫外線遮断、光触媒によるセルフクリーニング機能など、複数の機能を一体とすることが出来、画期的な機能を持った省エネルギー快適窓ガラスとして期待される。』とありますように、

普及すれば本当にエアコンが必要なくなるかもしれない『自動調光ガラス』すでに特許取得済みですが一日も早い実用化が望まれます。


【夢の扉〜NEXT DOOR〜2009年8月30日放送】
『新たなコーティングガラスを作り都会の暑さを緩和したい』
ドリームメーカー/金平実 ナビゲーター/庄司麻衣

【金平実さんのマイゴール】
『2015年までに、自動調光ガラスを普及させ、地球温暖化防止に貢献したい』
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